08/04/30の2

アカハライモリとイワナ


お隣のジョン
新しく道路脇に作られた排水枡は、やはりセメントのアクが溜まっているのだろう。次々にカエルの死体が浮かんでいく。その一つの枡に、アカハライモリが巣くっていて、これもまた、瀕死の状態。このままではカエル同様、死んでしまうだろうから、またまたお節介に、救出することに。

この枡にいっぱいいた

アカハラはカエルの卵やオタマにとっては天敵。平伏沼では小学生を動員してアカハラ殲滅作戦を敢行することもあるらしい。
でも、うちのかみさんは「カエルと同じくらい可愛い」とご執心。
ちょうど昨日復旧した蟹池が空っぽなので、そこに移すことにした。
蟹池は沢とつながっているので、沢に出て行くのも自由。山葵池まで上ってこられるとオタマが食われてしまうけれど、それはまあそれで自然の摂理。もともと砂で埋まる前の蟹池にはイモリがいたしね。

救出したのは28匹。セメントの毒にやられているのか、ほとんどはぐったりしていた。こいつはまだふてぶてしい顔をこちらに向ける程度には元気だったやつ。
で、蟹池に、救出してきたイモリを数えながら放していると、入水口付近で何かが動いた……。
あれ? あああ、イワナだ。今年もやってきたのね。去年より早いね。↓
沢を上流に向かってよく見ていくと、他にもう2匹泳いでいるのを見つけた。きっと、明日からもっといっぱい上から流れてくるだろう。蟹池には自動的に入るかな。でも、そうなるとアカハラの餌食かな。イワナはすばしこいから、そんなに簡単には食われないかな。
イワナがシシャモ並みに大きくなれば、逆にアカハラを食べるんだろうけれど。
蟹池はサバイバル池になりそう。もともとサワガニがいたから蟹池と命名したのだし。
蟹池のすぐ隣では、タゴガエルがくぐもった声で鳴いている。タゴはめったに見ることができない。岩の陰に隠れていて、あまり動かない。春の一時期だけ、産卵のため、相手を探して、地味な声でボソっと鳴く。
去年はたまたま、シュレに乗っかっているアホなタゴガエルを見つけて写真に撮れたけれど、今年はどうだろう。声はすれども姿は見えず状態が数日続いている。

ヒトリシズカも咲き始めた

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