帰ろうとしたら、空に月が出ていたので撮ってみた。三脚なしでも結構いける。

家に着いたら、さらに空が暗くなり始めていて、もっと鮮明に撮れた。月が空の色と一緒にうまく撮れるのはほんの一瞬。これ以上空が暗くなるとコントラストがつきすぎて難しい。

翌日、あまりにも雨が降らないので、心配になって秘密沼に行ってみた。ひとつだけあったモリアオの卵は、無事？水面に落下していた。あれ以上、あそこにあると、オタマが卵塊から落ちられないまま干からびる可能性があったので、ちょっとほっとした。
それにしても、この大きさの沼で１つだけというのが気になる。なんで？　10個、20個はあってもよさそうなものなのに。誰も来ない、大きな沼だっていうのに、なぜ人気がないんだろう。モリアオたちに訊いてみたいものだ。

地面に落ちていたモリアオの卵は、かなり乾いていて周囲の卵はほとんど死滅していたが、一部はまだ生きていた。元気に大きくなっている。すでに池に放したのもある。

シュレのオタマに比べると成長が早く、一晩でしっかりと色が付き、動きも機敏になっている。

目の周りが逆パンダで白い。もう少ししっかりしてから池に放す。それでもマツモムシに食べられてしまうやつとかがいるのは、まあ、仕方がない。カエルの一生というのは、そういうものなのだなあ。

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