08/08/29
豪雨被害甚大なり
28日夜から雨が激しくなり、夜中には雷で4回連続停電。
23時から3時までの合計降水量は、28.5+15.0+64.0+31.0+55.5=194mmだとか。
寝ようと思ったら水が出ない。ざんざん降りの中、外に出て電源周りだけ見たが、異常なし。電気は来ている。
ついでに各池を点検したら、とんでもないことになっていた。山葵池は池の上を水がどわ~っと通り越していく。こんなのはここに来て初めて。家の前の道も川のようになっている。
一夜明け、雨は上がったが、水は出ないまま。井戸水生活っていうのはこういうとき脆弱ね。
寝る前に村のメーリングリストに水が出ないとメールを入れておいたら、朝一番でケータイに2本電話。メーリングリストへの返信2通。
KB田さんがありったけの容器に飲み水を入れて駆けつけてくださった。感謝!
ところが「いやあ、道がまいった」と言っているので、後から見てみたら……うわあ、こんなところ、よく通ってきたなあ。
橋のそばの土が陥没して下まで見えている。
覗き込んでいるそばからボロボロ崩れていく。
去年なおしたばかりなのに、ヒューム管の脇に新しく水が流れ込んで穴をあけてしまっている。
まいりました。ここから先はうちの土地なので、なおすのも自前なのよね。いくらかかることか……(;.;)
トイレの水を確保するため、昨夜外に並べておいたバケツやらバットやら。全部満水状態だった。あっという間に水が溜まったのね。
飲み水大丈夫ですか? と、久保田さんが村の反対側から水を届けてくれた。嬉しい。
ここに来て初めて、井戸の蓋を開けてみた。なにしろ重くてびくともしない。下手すると一気に腰を痛めてしまう。
覗いてみると……
中に水がたまっている気配はない。初めてじっくり見てみたけれど、コンクリート土管を縦に埋めた下にはポンプが置いてあるだけ。
通れるくらいまで蓋をずらして、はしごで下りてみた。浸水した様子はないが、リセットスイッチも動かない。
「わたや」さんに電話すると、すぐに来てくれた。
「車が通れそうもないので……」……と、最後は歩いてきたそうだ。
で、よく見ると、きれいに水が引いていたので分からなかったのだが、やはり昨夜浸水して、基盤がずっぽり水に浸かってしまったらしい。
これはもう交換しかないですね、ということで、交換を依頼。店に戻って、今度は軽トラで陥没部分を強行突破してやってきてくれた。
取りだした壊れたポンプと、新しいポンプ。
わたやさん、奮闘中
無事、新しいポンプがついて、水が出るようになった。助かったぁ!
2、3日、水が出ないことを覚悟していたので、すぐに水が出るようになったことにほっとした。
短い間だったが、水が出ない生活って大変なのねと実感。トイレが流せなくなるのが特に困る。まあ、ここは沢が流れているので、いざとなればトイレの水は沢から汲んでくればいいんだね。
あとは橋と道だなあ。
去年、この橋をなおしたという業者さんに電話した。明日いちばんでやってもらえそう。どこも、壊れた道や河川の補修工事で出払っているだろうから、これもまあ、明日直るのであればラッキー。
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