08/09/23の6

蓮笑庵(4)

奥様はこの船引の出身で、表の車道を挟んだ反対側にご実家があるそうだ。
東北の人とは思えないしゃっきりしたかたで、突然の来訪者を、すでに暗くなってきた敷地の隅から隅まで案内してくださった。
野仏が散在する小高い場所。この椅子に座って気持ちよいひとときを過ごせそうだ。

丘から見下ろした風景


すでに空は暮れはじめている


自宅と本アトリエ方向につづく木道を行く

ご自宅の門

次に、敷地の奥にある本アトリエ?に導かれた。
途中、白い壁の小振りな建物があったが、これはなんなのか不明。ゲストハウス? 自宅の一部?
その下に細長い建物があり、それがご自宅らしい。さらにその奥にあるのが本アトリエ?とも呼ぶべき工房。

本アトリエ側からご自宅方向を見たところ


ここが本アトリエ。作品が多数置かれている




小物コーナー? 販売もしているようだ


いちばん気に入った作品


さらに奥に、土壁の質素な小空間が続いている


そこからアトリエ内部を振り返る形で見たところ
……とまあ、これでざっと全体を見たことになるのだろうか。とっぷりと日も暮れ、「一緒にご飯を食べましょう」というしょうかんさんがダイユー8のところで待ちくたびれていたので、「お茶でも」というお誘いを固辞して引き上げた。
今度、改めて訪ねてみたい。11月1、2日は「蓮笑庵祭り」として、終日公開しているそうだ。
それにしても、これだけの施設を作って、長く利用することなく亡くなった画伯は無念だっただろう。
遺産となったこの場所を守り、見学料をとるでもなく案内してくださる奥様はじめご家族のかたがたの姿勢にも驚かされた。
短時間だが、いろいろなことを考えさせられた。

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