08/11/24

さんじゅ~のあ~な~た~♪(2)


高いほうのコースを注文。
前菜4品で、ああ~、やっぱりダメかとがっかり。
サンマの蒲焼きの缶詰を開けて、ちょっとトッピングしただけみたいなのがあったり……(;.;)
味というのは怖い。一口ですべてが分かってしまう。

刺身は薄く小さく、鮮度もダメ


これはそこそこ満足。上新粉?で揚げた魚がもっちりしていてGOOD


サワラの西京焼き。素材も味付けもNG


蕪菁の酢の物風? まあ……可もなく不可もなく……


柔らかいのはいいのだが、味が……


最悪だったのはこれ。ネタの鮮度が悪い上に、醤油が最初から塗られていて、醤油皿さえ出てこない


いちばんおいしかったのはデザート。わらびもちはなかなかいけた。これだけが合格点かなあ

とにかく場所代が高くて経営が厳しいのだろうなあというのがひしひしと伝わってくる内容だった。
テーブルの上にはなんにも置かれていない。ナプキンもない。
にぎり寿司に醤油が付いてこない。「醤油は塗ってありますので、そのままお召し上がりください」というのだが、要するに片づける手間を省くためでは?
デザートになってもお茶が出ない。和食の店でしょうに。
お茶も水も有料ってことらしい。エビアンが600円でソフトドリンクのメニューに入っていた。
店員は料理について説明する者と、何も言わずに置いていく者が混在。バイト代、安いのだろうけれど、こういうところで雰囲気が壊れるのだよなあ。

べつに怒っているわけじゃない。遊園地の中のレストランに入ったと思えば、こんなものだろうし、品数と料金を考えれば仕方がないと思う。
大人の店をこのエリアに求めるのは無理なのだろう。
いい勉強になった。なにせ、普段はこういうのとは疎遠な暮らしだから。

お茶も出てこないので、一階のカフェでコーヒーを飲んだ。セルフサービス形式。3人分で550円。確かにここからは夜景は見えないし、雰囲気を楽しむというような店ではないのだが、まあ、こっちのほうが潔いという気もした。
みなとみらい……ねえ。また来ようとも思わないなあ。楽しめるものがない。
こんなものを作っちゃいました、という感じで、必然性やテーマが何も感じられない。
若ければ、ただベンチに座って、恋人未満の女性と何時間でもお喋りしたり……そういう場所かなあ。

親父には米寿まで元気でいてもらい、今度は本物の和食店で飯を食いたいものだ。それまで世の中は無事かしら……。

(写真はすべて COOLPIX S600で)




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