08/12/15

天王山かと思ったが、出ず……(;.;)


散歩中に見つけたタヌキ?の死骸
寒さがどんどん厳しくなってきた。明け方は連日零下。朝は霜や氷で土の上は白く凍りついている。
ジョンのお散歩の途中、野生動物の死骸を見ることが増えてきた。昨日は水路に頭を突っ込むようにして死んでいるイノシシと遭遇。脚にはコイルのような鉄線が巻き付いていて、その先が細い木につながっていた。何かの罠にかかったのが、木を根こそぎ引き抜いてここまで逃げ、力尽きたのだろうか。
先日、シンノスケが追いかけていったうり坊はこのイノシシの子だったのかもしれない。

今日はタヌキの死骸を見つけた。時間が経っていて、頭部や胴体は跡形もない。他の野生動物が肉を食べたのかもしれない。
ジョンは死んでいる動物にはほとんど興味を示さない。ときどき、身体をなすりつけようとするが、「やめろ」と言ってリードを引っ張るとすぐにまた歩き出す。しかし、生きている動物に対しては異常なほど執着を示す。
猟犬の血が騒ぐのだろうか。
極端にマイペースで、学習しない。噛みつかないのだけがとりえ。

最初は横目でちらっと見ただけで、素通りしようとしたジョン
今日は井戸掘り2回目の天王山。40m近くまでいくだろうから、今日、水脈にぶつからないと、今回も残念な結果になりそう。緊張して井戸掘り隊の二人を迎えたが、朝からサーバーがトラブって、それにかかりきり。
ものすごく久しぶりのトラブルだったので、以前経験した事象だということに気づくまでに時間がかかった。
管理ソフトのバグで、何かの拍子でvirtusertableのパーミッションが644から600に変わり、100万行以上の空行が入り込むという不可解な事象。
virtusertableから手動で空行を削除して戻したが、この際、200行ちょっとを削除してしまったようで、午後になってからまたそのトラブルに気づき、再度修復作業。
朝から嫌な気分だったが、それをやっている最中、井戸も難局にぶち当たっていた。
一旦は水を含む花崗岩層に入っていて、じわじわと出ていたのだが、20m過ぎあたりからそれを抜けてしまい、再び、水を含まない灰色の層に入ってしまった。
33mくらいで固い岩盤にあたり、1本(3m)入れるのに1時間くらいかかるようになる。
3時過ぎに終了。
この岩盤の下に水脈があればすべて報われるのだが、どうだろう。
花崗岩地帯の井戸掘りは博打的要素が強いのだということが分かった。
どこを掘っても出るというものじゃない。いろいろ話を聞くと、100m掘っても出なかったとか、3本掘って出なくて諦めたとかいう話も出てくる。結局、みんな出なかったときの話はあまりしたがらないので、伝わりにくいのかもしれない。
今回は前回よりも固い地層が続きそうなので、掘ろうと思えば深くまで掘れるような気がするが、その分、金が……。

水は出ているのだが、これは上の層からしみ出している分


ケーシング管(左の太いやつ)は、今日からは使わない。ロッド+シングルビットで掘り進む


現在、この程度に出ている。毎分20リットルくらい。これじゃあしょぼ過ぎるし、水質もあまり期待できない

 08/12/16



……と書いているうちに、今日(16日)も井戸掘り隊が丸森から遠路はるばる到着。
今、エアマンのスイッチを入れて、これからいよいよ正念場の40m台へ突入。
出てくれるといいのだが……。祈る日々が続くが、ダメなときの覚悟もしっかり固めておかないと、立ち直るのが大変だ。
10時21分:今日も掘り進む。
期待の層の変わり目?はあえなく空振り。
出ているように見えるのは、上のほうからの水。

12時30分:昼休みも取らずに掘り続ける。
毎日、昼も機械を止めることなく、コントロール機の横で操作しながら弁当を食べている。
せめて温かいものを、と、けんちん汁みたいなものを出すのだが、昼食タイムがきちんとないため、タイミングが難しい。

16時12分:ぎりぎり引き上げる時間だが、まだ状況変わらず。水量は同じ。


今日は午後4時過ぎまで頑張り、54mまで掘り下げたが、ダメだった。
いくら掘っても水に当たらない。今出ているのは、最初に出てきた12mから先の、数メートルの層からの水だけ。
会長と相談。会長はもう諦めて、今出ている量だけで配管をしましょうというのだけれど、もう1日だけねばることにした。
今日の最後にまた固い地層にあたったとのことで、明日の追加ロッド1本目、2本目あたりが最後のチャンスになる(ロッド1本は3m)。
明日は出ても出なくても打ち止め、ということに。
いよいよ追いつめられたなあ。

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