09/02/05

パナソニック DMC-LX3とLX2


LX2とLX3
左がLX3、右がLX2
1月30日にLX2が届いたばかりなのに、やはりF2.0-2.8のレンズを搭載した唯一の(多分)デジカメであるLX3がほしくなり、LX3を注文してしまった。本日、届いた。
2台並べると、LX3のほうが一回り大きく、重い。しかし、持った感じ、首からぶら下げた感じは、さほど変わらない。
大きな違いはレンズ。
LX2はF2.8-4.9/6.3-25.2mm (35mm判換算:28mm〜112mm※16:9のとき)
LX3はF2.0-2.8/5.1〜12.8mm(35mm判換算:24〜60mm)
という大きな違いがある。LX2の28mm相当というのは、画面を16:9にしたときのものなので、4:3で撮ると34mm相当になってしまう。
それに対して、LX3では、4:3で28mm相当、16:9では24mm相当まで伸びていて、撮れるエリアはまったく違う。
それと、なんといってもレンズの明るさ。F2.0-2.8というレンズは、久しくレンズ一体型デジカメには搭載されていなかった。
かつてはオリンパスのCamediaシリーズにF1.8-2.6というレンズを搭載したモデルがあったが(C-5050など)、それ以降、F2.0〜という明るいレンズを搭載したモデルは数えるほどしか出ていない。現在では絶滅状態だ。
また、かつてあった、明るいレンズのモデルはいずれもかなり大きなボディで、コンパクトデジカメと呼べるものではなかった。コンパクトデジカメのジャンルでF2.0〜というレンズを搭載したのは、おそらくこのLX3が初めてではないだろうか。
パナソニックも極度の営業不振にあえいでいるようだし、これから先、これだけ気合いの入ったコンパクト機は出てこないかもしれない。もうこれ以上カメラを買うのはやめようと思っていたのだが、これは買っておかなくては……という気持ちになったのだった。
デジタル一眼はSONYのα300ですでにほぼ満足。しかし、コンパクト機では満足できるモデルがなく、ほとんど諦めていたということもあった。そこにきてLX3……。これで決まりかな、という気持ちで購入したわけだ。

LX2
F2.8 1/50秒 32mm相当


LX3
F2.0 1/100秒 24mm相当
3:2画面比で、どちらもF値を開放にして撮影。FX2のほうがかなり画角が狭くなる。シャッター速度も倍になるため、これ以上暗い場所だと手ぶれが心配。
しかし、写り具合は互角か。

LX2: 1/200秒 F4 28mm相当


LX3: 1/320秒 F2.8 24mm相当

16:9で撮影。LX3のほうが少しだけ画角が広い。


LX2: 1/100秒 F3.2


LX3: 1/125秒 F2.8

LX3のほうが速いシャッターを切っているが、レンズの明るさの差で、これだけ画面の明るさも違ってくる。


LX2: 1/1000秒 F2.8


LX3: 1/500秒 F3.5

LX2はホワイトバランス微調整で赤味方向にシフトさせてあったので、こんな色味になった。この後、比較を正確にするために標準値に直した。

あいにく、冬はあまり色っぽい被写体がない。雪も残っているし、あまり参考にならないかもしれない。
しかし、ちょっと使っただけでも、どちらもとてもよいカメラだと思わせる。操作性がいいし、手に馴染む。
これ以上重いと、ポケットに入れるのは無理。コンパクト機と呼べるぎりぎりの大きさ、重量にまとめている。
レンズ部が出っ張っているのは、レンズ性能を重視するためにやむをえない。ホールド感がよいので、このでっぱりは気にならないというより、むしろ安定感を得られる。
この時点で気づいたのは、LX2は、一旦、オートブラケットを設定すると、電源OFF後も記憶され、次に電源を入れたときもオートブラケットのままだが、LX3では解除されてしまうということ。これはLX2のほうがずっとよかった。いちいちオートブラケットを設定し直すのはとても面倒だ。
露出補正はどちらも電源OFF後も記憶されたまま。LX3のオートブラケット解除の仕様変更はなぜ行われたのか。ユーザーから文句が多かったのだろうか。であれば、どちらも選べるようにできないものだろうか。
さて、LX3は明るいレンズを搭載したせいか、露出補正をマイナス側にしなくても適正露出になるようだ。
これはLX2もそうで、他のコンデジがマイナス補正しないとなかなか色が出なかったり、白飛びするのに比べると、やはりCCDが大きい分、まともな調整ができるということなのだろう。



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