09/02/26

水源地に向かって




告別式の後も、なんやかやと佐藤さんちには人の出入りが多い。
昨日の午前中、「お茶を飲みに来てください」と呼ばれて行ってみたら、親戚が集まり、酒宴の真っ最中だった。「お茶」じゃないじゃん、と思いつつも、調子に乗って昼前から午後まで酒を飲んでしまった。
そんなこんなでなかなか仕事が進まない。
そのとき、長男のかた(僕より2つ年上)から、山に入っていくとおいしい湧き水が出ている大きな石の割れ目があると聞いたので、今日はジョンを連れて、いつもは入って行かない沢の上流まで足を伸ばしてみた。
夏の間は背丈ほどある草が生い茂ってなかなか入れないところ。冬だからこそなんとか藪こぎで入って行ける。それでも、雪がかなり残っているし、あまり奥までは行かなかった。
途中、老木の根元を沢が通り抜けている場所がある。この沢はうちの前を通っている沢の上流にあたる。

上ってきた方向を振り向いて……


雰囲気のある老木


この老木の根元を通っている水が、我が家の前を通っている。山葵池の水はこの水が入り込んでいるわけだ。
春にはイワナの稚魚が上流から流れてくるのだが、こんなところまでよく上ってくるものだなあ。途中、石でせき止められているところや地下に潜っているところがあるのに、どうやってイワナはこんなところまで(きっと、これ以上上まで)上っていけるのか。まったく不思議。

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