昨夜、この日記を読んだかみさんが、「今からあの岩魚を助けてきなさい」と言う。自分では動かないで命令するだけなのだわ。ったく。
仕方なく、100円ショップの商品を組み合わせた救出セットを持って昨日岩魚を見たU字溝へ。
水量が少し増えていて、岩魚はいなくなっていた。下流に流れていったのか、上流に産卵しに上っていったのか……。
まあ、一安心。
しかし、昨日泳いでいたカエル?がまだ同じ場所でもがいている。どうも、大きなU字溝はカエルも上れないらしい。一度落ちたらはい上がれなくて、流れに逆らって泳いでいるうちに体力消耗……ということらしい。そのせいか、U字溝のマスにはよく仰向けになって死んでいるカエルがいる。
お助けセットでひょいとすくってバケツへ。
岩魚はほんとにいなくなったのかなと、下流のほうまで歩いていくと、今度は小さめのヘビが溺れていた。
やはりマスのところで、流れに逆らうように何度ものたうち回っている。壁を上ろうとするが、垂直の壁を上りきれない。大人のヘビなら上れるのだろうが、まだ小さいので体力もないのだろう。
しかし、ヘビは大の苦手なので、見て見ぬふりで通り過ぎる。
……でも、やはり気になって、3回、行ったり来たりを繰り返したあげく、救出セットですくい上げて、土の上にぽいっと放り投げた。
よほど衰弱しているのか、そのまましばらく動かなかった。まあ、体力回復したらどこかに消えるだろう。
ヤマカガシですね。大きくなるとカエルの敵だから、助けるの躊躇っちゃうのよね。いきなり出くわしても嫌だし。
家に戻り、アカガエルはマツモ池に放した。あっという間に木の葉の下に潜り込んで姿を消す。
かみさんに、岩魚は消えていたけれど、代わりにヤマカガシが溺れていたと言うと、
「まさか、助けたんでしょうね!」
と強い口調で詰問された。助けましたよ、はい。今度から、ヘビはあなたが担当してね。あたしはやです。あれは。
……ということがあった朝。空気がとても冷たかった。今朝の気温は6.8度。天気予報によれば、明日の朝は1度にまで下がるらしい。1度! 4月ももう終わろうとしているのに。桜も散ったというのに。1度!!
話変わって、2009年の今、なんと月刊CAR BOY4月号の表紙をX-90が飾っているという。
⇒これ
なんでまた……と思って調べたら、今年の
「東京オートサロン09」で、
日本精機 Defiというところが、サンプルカーにX-90を使っていたのだった。
これがCAR BOYの表紙にまでなったんですねえ。
15年前のクルマが晴れ舞台に登場するとは。
うちのX-90は、少し前からSマークを取って、100円ショップで売っていた金属箔ステッカーを貼ってあったのだが、これが今イチなので、ヤフオクで探して、ALPINAのエンブレムを購入。
ところで、午後、ジョンの散歩に行くとき、ふと猪狩さんの田んぼを見たら、昨日、大量の卵を救出した水たまりは完全に消えていて、田んぼ全体が早くも乾いていた。危機一髪だったのね。一晩もたないんだなあ、田んぼの中の水たまりは。↓
U字溝を作るなら、一部は浸透性にするとか、小さな生物がよじ登れるような斜めの壁をところどころに混ぜるとか、そのくらいの配慮はしてもいい。羽根の円周直径が100mもあるような化け物風車を作って「環境に優しいエネルギー」などという嘘をつくよりも、U字溝の改良とかを考えてほしいものだ。