09/04/23

U字溝の悲劇


↑これの救出に
昨夜、この日記を読んだかみさんが、「今からあの岩魚を助けてきなさい」と言う。自分では動かないで命令するだけなのだわ。ったく。
仕方なく、100円ショップの商品を組み合わせた救出セットを持って昨日岩魚を見たU字溝へ。
水量が少し増えていて、岩魚はいなくなっていた。下流に流れていったのか、上流に産卵しに上っていったのか……。
まあ、一安心。
しかし、昨日泳いでいたカエル?がまだ同じ場所でもがいている。どうも、大きなU字溝はカエルも上れないらしい。一度落ちたらはい上がれなくて、流れに逆らって泳いでいるうちに体力消耗……ということらしい。そのせいか、U字溝のマスにはよく仰向けになって死んでいるカエルがいる。
お助けセットでひょいとすくってバケツへ。
岩魚はほんとにいなくなったのかなと、下流のほうまで歩いていくと、今度は小さめのヘビが溺れていた。
やはりマスのところで、流れに逆らうように何度ものたうち回っている。壁を上ろうとするが、垂直の壁を上りきれない。大人のヘビなら上れるのだろうが、まだ小さいので体力もないのだろう。
しかし、ヘビは大の苦手なので、見て見ぬふりで通り過ぎる。
……でも、やはり気になって、3回、行ったり来たりを繰り返したあげく、救出セットですくい上げて、土の上にぽいっと放り投げた。
よほど衰弱しているのか、そのまましばらく動かなかった。まあ、体力回復したらどこかに消えるだろう。
ヤマカガシですね。大きくなるとカエルの敵だから、助けるの躊躇っちゃうのよね。いきなり出くわしても嫌だし。
家に戻り、アカガエルはマツモ池に放した。あっという間に木の葉の下に潜り込んで姿を消す。
かみさんに、岩魚は消えていたけれど、代わりにヤマカガシが溺れていたと言うと、
「まさか、助けたんでしょうね!」
と強い口調で詰問された。助けましたよ、はい。今度から、ヘビはあなたが担当してね。あたしはやです。あれは。

……ということがあった朝。空気がとても冷たかった。今朝の気温は6.8度。天気予報によれば、明日の朝は1度にまで下がるらしい。1度! 4月ももう終わろうとしているのに。桜も散ったというのに。1度!!

話変わって、2009年の今、なんと月刊CAR BOY4月号の表紙をX-90が飾っているという。⇒これ
なんでまた……と思って調べたら、今年の「東京オートサロン09」で、日本精機 Defiというところが、サンプルカーにX-90を使っていたのだった。
これがCAR BOYの表紙にまでなったんですねえ。
15年前のクルマが晴れ舞台に登場するとは。
うちのX-90は、少し前からSマークを取って、100円ショップで売っていた金属箔ステッカーを貼ってあったのだが、これが今イチなので、ヤフオクで探して、ALPINAのエンブレムを購入。

100円のシールだったのが↓

こんなのに ついでにこんなのも↓

これはペケみたいでかっこわるいので却下


ところで、午後、ジョンの散歩に行くとき、ふと猪狩さんの田んぼを見たら、昨日、大量の卵を救出した水たまりは完全に消えていて、田んぼ全体が早くも乾いていた。危機一髪だったのね。一晩もたないんだなあ、田んぼの中の水たまりは。↓

一晩ですっかり干上がった田んぼ。昨日救出しなければ、あの大量の卵は全滅

朝、カエルとヤマカガシを救出したU字溝に沿って、ジョンと歩いた。
やはり、あちこちでカエルが壁をよじ登れずにいる。ここに集まっている3匹は、ヤマアカガエル、ニホンアカガエル、ニホンアマガエル。写りが悪いが、肉眼で見た限りはそうだった。
U字溝はよろしくない。水が周囲に浸透しなくてだ〜っと流れてしまうため、水たまりができない。湧き水などもなくなるため、一年中干上がらない小さな規模の天然の池や沼が消えてしまう。これはカエルにとっては死活問題。
真っ先に産卵するアカガエルや、夏の終わりに産卵してオタマのまま越冬するツチガエルにとっては、安定した湖沼がないと種族保存できなくなる。
治水名目で河川のコンクリート護岸工事や林道脇にU字溝を埋める工事がさかんに行われているが、これによって生息域を失い、種を保てなくなる生物はたくさんいる。

U字溝の段差部分で壁を這い上がろうとしている3匹のカエル


これは別のU字溝。水が流れる前にアカガエルが産卵し、オタマに


現在、水が徐々になくなっているため、残った水の部分ではこの過密状態


すでにオタマも卵もいっぱい干上がってしまっているのに、めげずにまた新しい卵が……

U字溝を作るなら、一部は浸透性にするとか、小さな生物がよじ登れるような斜めの壁をところどころに混ぜるとか、そのくらいの配慮はしてもいい。羽根の円周直径が100mもあるような化け物風車を作って「環境に優しいエネルギー」などという嘘をつくよりも、U字溝の改良とかを考えてほしいものだ。



ついでに、ジョンのショット


むにょ〜


んんん〜


あんんんん〜


へっ

日本に巨大風車はいらない 風力発電事業という詐欺と暴力

マリアの父親 第四回小説すばる新人賞受賞作

マリアの父親

(1992.01/集英社)……  「あまりにも早すぎた、地球への恋愛小説」と評された、たくき よしみつの小説。第四回「小説すばる新人賞」受賞作。
ミステリアスな美女・マリアと、彼女と行動を共にする天才・デンチ。二人と偶然知り合った主人公は、「地球の真相」を知る旅に出る……。
「久しぶりに志のある作品に出会った」と、選考委員の五木寛之氏も賞賛。

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