09/10/30の3

LX3のバージョンアップ(3)


今度はマニュアルでホワイトバランスを「日陰」にして、なおかつマルチフィルム撮影


ホワイトバランスを日陰や曇りにしないと、なかなか紫色が自然に出ない


これだとちょっとどぎついか。そうでもないか……
紫色の出具合を比較するため、ホワイトバランスを「オート」に戻してから同じようにマルチフィルム撮影で撮ってみた。

標準


ネイチャー


ヴィヴィッド

やはり、紫色の出具合がAWBだと赤味が足りない感じになる。紫色は本当に難しい。しかし、これを見ると、緑色もなんだか赤味や黄色味が足りず、浅い。
「自然な色合い」という意味のあっさり感ではなく、明らかに色味が足りないという薄さ。

いつもの場所からのショット

ネイチャー

ヴィヴィッド

だめ押しで……


やっぱりこれかな


……というわけで、マルチフィルム撮影、普通のオートブラケット(露出レベルの自動変更連続撮影)、ホワイトバランスブラケットを試してみた。
ホワイトバランスブラケットは、同じショットの内部処理を変更しているだけなので、連写の保険としては使えない。マルチフィルム撮影は連写しているので、1枚ぶれていてももう1枚はしっかり写っていた、という「保険」代わりにも使える。なかなかよいかもしれない。

今回のファームウェアバージョンアップで、いちばんよかったのはAFの速度がかなり向上したこと。実際に撮っていて体感できるほど速くなった。
というよりは、今までが遅すぎたのだろうと思う。CanonのIXYなどは、数年前のモデルでもAFは相当速かった。それに近づいたかなというレベル。
オートブラケットなどの設定が、電源が自動OFFになると消えてしまうのは相変わらずで、これはなんとかしてほしかった。マルチフィルム撮影機能というのは、結構使えるものだと今回実感したのだが、これも記憶されていないので、いちいち設定をやり直さなければいけないのが面倒。これこそファームウェアの変更でなんとかなると思うのだが……。

CanonからS90が出たことで、今までのようにLX3が独走状態というわけではなくなったが、LX3のよさは、今回のファームウェア変更で、さらに寿命が延びたかもしれない。
というより、LX3は頑丈なカメラだ。今までいっぱいコンパクト機を壊してきたが(ボタン類や自動開閉のレンズカバーなどが壊れる)、LX3は毎日ラフに使い続けて1年以上経ったが、まったく壊れない。
レンズキャップなどは割れてしまいそうなものだが、不思議と平気である。
ボディも、汚れた軍手で持ったり、ジッパーの留め金にこすれたり、相当ラフに使っているのに、目立つ傷もつかない。この安心感は他のコンパクト機では得られないものだろう。
その分、ちとごつくて重いのだが。

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