……ということなのだが、う~~ん。あたしって、そんなに運動神経のない子供だったかなあ。田舎の小学校だったから(なにしろ、福島市内のトイレが家の中にない貧乏長屋から引っ越していったのに、子供たちはヘビを振り回したりしているとんでもない田舎だったので、子供ながらにショックを受けたものだ)、運動能力の高い子が多かったことは確かだけど。
その後、仕事として一生やっていることにことごとく×がつけられているのも心外ではあるなあ。
まあ、人間、何かが好きになり、努力をすれば、それなりに高い能力を身につけられるということですね。
先月、アメリカ人になってサンフランシスコに住んでいる由美ちゃんが一時帰国した際、小学校の同窓生が集まって呑んだのだが、由美ちゃんの証言によれば、
「よしみつはとにかく問題児で、授業中は一時もじっとしていない。机の上を八艘飛びのように走り回り、机の中には給食のパンや鼻をかんだ鼻紙を山のように溜め込んで虫がわいて、あるときはどこかから捕ってきたカマキリの卵が机の中で孵化して大量のミニカマキリが教室中に散らばって大騒ぎになり、先生は本当に困っていた。『おまえはよしみつではなくわるみつだ』と言っていた」そうである。
ふうん、とってもいい子だったんじゃない、ねえ。
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