10/05/03
カエルの鳴き声を聞き分けるのは難しい
夕方、マツモ池ではまた大合唱になっていた。アカガエルの声だと思うのだが、よく聴くと、ギュ~っという低い声が混じっている。これはバリエーションなのか、それともエクスタシーに達した声なのか、はたまたツチガエルが一緒にいるのか?
ハルルルルル……という、アカガエルの産卵時の声も少し入っている。
ギロロロ……と呼び合うのはアカガエルなのかシュレなのか。シュレだとしたら、姿がまったく見えないし、もう少し高い音程だった気もする。
カエルの鳴き声を聞き分けるのは難しい。なにせ、ほとんどの場合、近づけば鳴きやんで姿を隠すから、相手を見ることができないのだから。
これが基本形? ステレオで録音できればいいのだが、音程の違うギロロロロ……は、別々の場所で呼び合っている
基本形の「呼び合い」に加えて、ハルルルルル……という産卵時?の歓喜の声や、時折、低い声が混じっている
ときどき混じる、締め付けられるような低い声はなんだろう
10/05/04
鳴いていたなあと思ったら、案の定、翌朝、また新しい卵が……。
ヤマアカガエルは絶倫だなあ。
森のほうでもときどき鳴いている。今年こそ、モリアオガエルが産卵しないかと期待しているのだが、どうだろう。3年前のモリアオの卵は、最後まで見届けられなかったからなあ。まだ卵を産めるまでに成熟した♀はこの周囲にはいないのかもしれない。
不人気だった土手池にもアカガエルが卵を産んでいた。↓
矢印のところに産みつけられている
産んだのはこれかな?
ヤマブキがようやく咲いた
今年も見られた。この鮮やかな黄色
イチゴも花を咲かせた
お隣の水田にいち早く水が入り始めた。去年は最後まで水が入らなかったのに、今年は一番乗り。
夜になったら、さぞかしアマガエルがうるさく鳴くだろうと思っていたら、全然鳴かなかった。なぜ?
実は世の中こんなにいい加減だった!
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JIS漢字の1%は「存在しない」文字、福知山線事故は大隈重信の責任?、ソープランド誕生秘話、PSE法という大量破壊兵器、自公政権は本当なら2003年に終わっていた、裁判員精度は無理である……などなど、AIC(Asahi Internet Caster)で5年あまり連載された「デジタルストレス王」の中でも、反響の大きかったコラムを全面改定&大幅加筆、改訂。「愚ルール五悪の法則」というセオリーの下にまとめあげた読み物。
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