10/05/09

いよいよシュレの季節

けんちゃんちの田圃でも田植えが始まった。コンバインが大活躍。
でも、この前に、ケンちゃんの母親のF子さんがひとりで鍬を持ち、ていねいに水が回るように縁を馴らしていたのを僕は知っている。
「高いも低いもわかんねえで……まったく……」って言いながら。
その直前には、種を植えたばかりの畑を、けんちゃんがトラクターでががが~っと掘り返してしまった。F子さん、僕には愚痴るけど、息子には何も言わない。
「だって、言うと、けんいちががっかりするから」……と。
親って、優しいんだねえ。

そのけんちゃんが仲間とやっている稲の苗床ビニールハウス。ここで早くもシュレが産卵を始めたというので、さっそくチェックしに行ったのだが、見つけられなかった。
「ひとつあったのは田圃に埋めちゃった」と言っていた。
田圃の中に埋めちゃダメなのよね。どうせなら縁に穴を掘って軽く隠してやるとかですね。
明日あたりから頻繁に卵パトロールに来なければ。
なにせ、ビニールハウスの中に産んだ卵は、そのままでは生き延びることは絶対にないのだから。

お、あれはシュレの卵に違いない。今年初めての卵だな。遠くて届かない。


やっぱりそうだね。(おうちに帰って写真で確認)


これは多分ニホンアマガエルの卵

10/05/10

彩來ちゃん


モンペリにCDの発送に行き、その後、阿武隈カエル図鑑をきのこ里山の会に届けた。
モンペリで久々にしょうかんさんに会った。そのまま彩來ちゃんを連れてうちに。
ずいぶん人間らしくなったね。楽人より成長がずっと早いみたいだ。

16年後くらいが楽しみだ……?



帰ってきたら、助手さんがまた佐藤さんちの田圃にオタマ救出に行くというので記録係としてついていった。
あちゃあ、これはもう、今にも全滅ですね。ほとんど水がないところでうごめいている。

せっせせっせせっせ


今日もまた、大量の(大漁ではない)オタマを山葵池に放流。夏の終わりにはえらいことになるね、順調なら。


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