10/06/17

ここにも遭難オタマが

えらく暑い日だった。室外温度計は一時34度をさしていた。室内も30度。
幻のカジカガエルを探しに、以前、聞いていた木戸ダム方面に行ってみようと思ったのだが、あまりの暑さに断念。
ジョンのお散歩も夕方、かなり遅くなって日差しが弱まってから。
田圃と田圃の間の道にできた水たまりに、多数のオタマが泳いでいた。こんなところに卵を産むはずがないので、多分、雨で増水した田圃の水が溢れ、ここに取り残されたのだろう。可哀想に、生き延びるチャンスはまずない。
もう一度大雨が降って、また田圃に戻るとかできない限りは全滅。しかも、車の轍でできた水たまりだから、農作業の車が通れば轢かれてしまう。

哀れ。数匹ならいざ知らず、細長く、点在している水たまりに大量のオタマ難民が……

10/06/18

カジカガエルを探しに


曇って、予報より気温が低めになったので、カジカガエルを探しに、今まで足を踏み入れたことのない木戸ダム方面に行ってみた。
入ったことのない道で、いきなりいい感じの池を発見。でも、モリアオの卵はない。
鯉がいるのかもしれない。鯉がいる池にはモリアオは卵を産まない。みんな食べられてしまうのが分かっているから。

普通の舗装道で、なんとモリアオの卵発見



一昨年にもこんなのを見つけたことがある。国道399の上に産みつけられた卵を、関守と一緒に救出したのだった。
下にU字溝があるが、水は1cmも溜まっていない。雨の後だからこの程度だけれど、明日にはカラカラになるU字溝。しかも、産みつけた位置がずれているので、真下に落ちるともろにアスファルトの道路だ。
100%生存確率のない卵なので、これは救出した。

いい感じの池だな……と思って見たら、巨大な緋鯉が泳いでいた。これじゃあ産まないわね。残念。

林道のどん詰まりは発電所


一旦戻って、別の道を行くと、あ! 卵だ


車を停めてよく見ると……


おお、いい感じにいっぱいぶら下がっている


見事だな


どうも、休耕田をカエルのために開放しているような……


溶けかけのもある


産卵後に力尽きたのか……

ここは素晴らしい。
地主さんが、モリアオガエルをはじめ、カエルたちのために田圃1枚を完全に提供したとしか考えられない。まさに「カエル神社プロジェクト」の精神。こういう場所があったのだなあ。本日最大の収穫。



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