10/09/15

土手池改修計画はかくのごとしだが、他の池もいろいろ改修しないといけない。
備忘録代わりにここにまとめておこう。
まず、山葵池。これは現在のところ、遮水していない沢水流入式の池なのだが、このところ水位が下がってしまった。流入口の反対側の土手にトンネルが空いてしまい、そこから沢側にどんどん水が漏れている。この地下トンネルをふさぎたい。（タゴガエルにとっては快適な産卵場所かもしれないのだが……）
前にもここは穴が空いて、ビニールシートを敷いて塞いだりしたのだが、また空いてしまったわけで、かなり根本的な改良が必要だろう。
こういう場所にこそベントナイトを使えばいいのだと思う。ベントナイトの層を厚く形成すれば、簡単には穴は空かない……はず。
で、ベントナイトをどうやって入手するかが問題で、だいぶ前から何回もネットで調べていた。
工業用のドラム缶入りのやつは高い。で、探し回った末に見つけたのが、陶芸用の25kg入り2,730円というやつと、ベントナイト100％の猫砂。
「ベントナイト」を検索するとペット用品の通販サイトがヒットする。最初は何かの間違いだと思っていたのだが、そうではなかった。猫のトイレ用砂にベントナイト100％の商品があるのだ。
5kgで580円とか8リットルで300円とか、そんな価格。もしかすると、ペレット状になっているこっちのほうが、陶芸用の粉状製品より使いやすいかもしれない。
というわけで、両方取り寄せてみることにした。現在、注文中。数日以内に届くだろうから、これで山葵池の補修を試みてみるつもり。

お次はマツモ池。
これも今年は成績が悪かった。
マツモ池は前の家主が造ったコンクリートの池で、水が漏れて使いものにならないため、一度は埋めてしまったのだが、オタマ計画を始めるにあたって、重機で埋めた土をスコップで二年かけて掘り起こすというアホなことをやったのだった。
コンクリートはひびが入って水漏れするため、ビニールシート（ブルーシートと農業用ポリシート＝「マルチ」というやつ）を何重にも敷いている。それでも側面からはじゃんじゃん水が漏れるため、池の縁まで水が溜まることはない。
これはどうしたものか。
底のコンクリートを壊すのは大変すぎるので、これも土手池同様に土を入れて底上げし、側面をベントナイトで固めて水面を今より持ち上げられないだろうかと画策中。

残るは雨池。これも今年は最悪だった。一見、水はきれいなのに、オタマが育たなかった。
雨池はいちばん小さいので、一旦、ビニールシートを全部剥がしてから底を掘り下げてみようかと思う。う～ん、大変だなあ。これがいちばん大変かもしれない。

その下の土手池↑との間をパイプでつないで、雨池から溢れた水が土手池に流入するようにしようかと思う。
さらには、土手池を埋めるために隣の空き地を掘り下げるから、ここに新たな池が……できる？
土手池とその新しい池をパイプでつないで、土手池から溢れた水がその新たな池に入るようにしようかな。
実は、その新たな池の名前はもう決まっている。ベントナイトを多用して作る予定なので、弁天池。

来年の春までにはまだまだ時間があるので、少しずつやっていきましょう。頑張りすぎると身体を壊しそうだから。

☆校正係から「忘備録は備忘録が正しいのでは？」というご指摘が。調べると、もともとは備忘録だったものが、誤用があまりにも多くて、最近ではどちらも辞書に収録されているらしい。ググルと、忘備録は162万件、備忘録は1410万件。１桁違う。直しておいた。