10/11/30

今日で11月も終わり。
結局、華々しい飛躍がないまま今年も終わってしまう。かろうじて種を一粒手に入れ、それを必死でポットで栽培して、芽を出させようとしている……といったところか。この冬、苗が枯れないようにして、来春、一気に芽を出し、成長するのを見たいものだ。

ジョンのお散歩。田圃に、鳥の羽が散らばっていた。
よく見ると、キジバトの残骸があった。胴体部分はほとんど食われていて、翼だけ残っている。だれが食ったのか……。
イノシシなら、生きているキジバトを襲うほどハンティング能力が高いと思えない。死にかけていた or 死んでいたキジバトを食ったなら分かるけれど。でも、肉食の動物だろうね、やっぱり。
野良猫だとしたら、かなり優秀な狩猟能力を持った猫だなあ。

何号機だか知らないが、滝根小白井ウィンドファームの、いちばん端にあるやつ、このところ長い間停止していたのだが、今日はブンブン回っている。

これは光学ズームの望遠端で撮ったもの（２つ上の写真）をトリミングして拡大したもの。
あまり変わらないね。
人間の目にはかなりはっきり大きく見えているのだが、写真に撮るとこんなもの。
ここからの距離は約3km。実に微妙な距離だ。
今日はいつもと違って、ケツはこっちを向いていない。珍しく風が南西から吹いているようだ。

家に戻り、ジョンをつないで周囲の低木をすいていたら、枝切りばさみが壊れた。
簡単に壊れるなあ。ハサミの根元の鉄そのものがぐにゃっとひん曲がってちぎれている。高いやつは壊れないのだろうか。今度、忘れずに買ってこなくては。

円丈師匠から郵便物が届いた。大きさと封筒の厚みからして本だと思ったら、なんと「かるた」だった。年末恒例の手拭いと一緒に。
「名古屋弁宗春かるた」というもの。
読み上げCDがついていて、監修・読み手：三遊亭円丈。
師匠もいろんなことしているなあ。
こういうご時世だからこそ、気楽なものを……正解。
あたしも、今年はもう努力はし尽くしたので、年末年始は軽い気分で遊びたいものだ。
⇒ここを見ると……ああ、楽しそうだなあ。羨ましいなあ。
あたしももう、孤独な作業は嫌じゃ。早く、優秀な人たちと一緒に、大きく、気楽に仕事したいよ。

こういうパワーが、阿武隈の山村にも生まれてこないものなのか。
「あぶくま狛犬60番札所巡り」や「カエル神社プロジェクト」も、フォロワーが現れないのが寂しい。

「世紀末を遊ぶ」──この精神ですかね。残る可能性としては。