2011/05/06の4

土壌サンプル採取(3)



その次はかつて天皇家への献上米も出した、村いちばんの熱い農家・Aさんち。

ここは小学校から近い場所で、田圃の線量を測ると小学校校庭よりも低いくらいだった。
Aさんは全村が作付けを断念した中、断固として作付けをすると言っている。訪ねたときも、トラクターで田圃を耕しているところだった。
無農薬にこだわり、合鴨農法や炭の投入による水質浄化、肥料は鶏糞などの自然肥料……と、ありとあらゆる試みをしてきた人だ。

向こうに点のように小さく写っているのがトラクターに乗るAさん


このへんの空間線量は我が家の食卓の上と変わらない


Aさんに事情を話し、土壌採取に


土の上に直接線量計を置いても、1μSv/hを超えなかった


土から離すと0.3台にまで下がる。うちの食堂より低い。ここは村内でもいちばん低濃度の場所だろう


これから水田に入れるために用意されていた炭


まさに川内村を代表する水田と言える


ニシマキ師匠が、パノラマ撮影の悪戯を提案。ニシマキ分身の術


故・ゴロのご飯が倉庫にいっぱい残っているので、おたくのウサギさんにお土産に持って行ってよ、と、家まで撮りに来てもらった。

ニシマキ師匠の愛車。この角度から見るとなかなか渋井よーこ

かえるかわうちステッカーは真っ正面に貼ってある


師匠も帰り、暗くなる中、池の周りをチェックしながら家に入る。
新しく椎茸が生えてきていたが、やはりパスかな。悔しい。見るからにおいしそうなのに。

食いたいなあ……しかし……


これはもう採る時期を逸している。食ってもらえなくて椎茸も無念だろう


こないだもってきたヒッキーの卵。よく見ると、卵核が一列なのと二列のとがある


家の入り口のヤマザクラも咲いた


いつもの年なら手前の田圃には水が張ってあるのだが、今年は乾いたまま




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