2012/03/06

  熊野神社(鹿沼市富岡390)

2,3日散歩ができていなかったので、涼風号で遠出。鹿沼市富岡の熊野神社から数社巡ろうと。
日光線の踏切で、珍しく遮断機が下りたので、ついでに電車を撮ってみた。このカラーリングはなかなか渋いといつも思う。

熊野神社、なぜか水没中


RPGのダンジョンみたいだ


なんかデジャ・ヴュ感があるのだが、データベースには残っていなかった


地味だけど味はある。江戸時代?








天保9年(1838)


阿を横から


尻尾がスパッと切れているのは、四角い石材の縁をそのまま使ったのか


吽の背中側


宝珠型に入ると思うが、ぺちゃっとしていて珠になかなか見えない


こんな佇まい


囲われた中の本殿


吽の顔


阿の顔。こちらはやはり角なのだろう


宇都宮側に近いので、放射線量は高くない

このへんには宝珠型狛犬が多いということが分かってきたが、宝珠が薄いというかつぶれている。石を削るのをケチっているのか、あるいは、石工が「宝珠」であるということをちゃんと理解しないまま彫っている可能性もありそうだが……。
阿のほうに角があるのは間違いなのだが、諸職画鑑の間違いをそのまま踏襲しているようなのが多い。天保年間だと、江戸市中ではそろそろこの宝珠型は消えて、角も宝珠もない獅子タイプが隆盛になっているころ。やはり日光付近は情報の伝播が遅いのか。

……で、後からグーグーさんの「狛犬探検隊」栃木編で確認してみたら、あれ? 手前にはじめがいたのに、いなくなっているではないか!

↑2005年7月9日 グーグーさんが撮影したとき


↑2012年3月6日 

いったいこの7年の間に何が起きたのか? あの名品はじめちゃんはどこへ行ったのか? まさかこのくだらない岡崎現代型を置くために廃棄されたのではないだろうが……では、どこに? 盗まれたのか? う~ん、ショックだ。


水浸しの境内を回り込んで出て、次の目的地、住吉神社へ。


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