2012/05/05の3

山猫軒と久我神社


地図に載っている久我神社というのを探していたのだが、なかなか分からない。
お蕎麦屋さんの広い駐車場に停めて、隣にあるはずのお寺をちょっと外から覗いて、駐車場に戻ると、「こだわりの強い山猫軒 こちら」という小さな看板が……。
久我神社があるとしたらその方向だろうと思われたので、その矢印のほうに道を入っていくと、1軒の大きな農家の前に出た。

ここが山猫軒?


食べられてしまうといけないというので、一人で車を降りて恐る恐る中へ


離れの中ににこにこしたおばさんがいて、「今日はもうこれっきりなんですよ」と
食パンが4分の1斤くらいのがあったので、これはいくらでしょうと訊くと、「これは試食用の残りだからあげますよ」と言う。
それだけじゃああまりに申し訳ないので、3個、違う種類のパンを買って500円。
久我神社というのはどこでしょうと訊くと、すぐそこだとのこと。
「どうせなら参道を歩いてみてください。こんなに太い木の根っこがごろごろしている雰囲気のある参道ですから。車はうちの前に停めていっていいですよ」
……ということなので、そこから先は歩いてみた。

ここを右に行くと参道


一の鳥居


長い参道を登っていく


なるほど根っこがごろごろ出ている


腰掛けたくなる根っこ


ようやく社殿に出た。横にはこんな大木


地震で燈籠の屋根が落ちたと言っていたが、直っている


狛犬はこんな感じ


畿内型と江戸型の中間くらいのタイプ


尻尾のデザインなどはかなり凝っている


阿像。地味だがじわじわくる感じ


安政5年(1858) 石工は鹿沼久保町の蟹澤忠七 久保町の彫刻屋台を思い出した


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