まじめなテーマを追いかけているうちに、こんなものに遭遇してしまった↑

「糾弾」というすごいタイトルのサイト。その中の「コラム」コーナーにあった。
⇒こちら
箸休めのように置かれていたこの素材、もしかして有名なものなのだろうか？
僕は初めて見た。
最初は、GIF画像のトリックで、縦と横の寸法が微妙に違うんじゃないかと思った。
で、ものは試しと、実際に紙に線を引いて切り取ってやってみたのだが、ちゃんとこうなる。
んんんん～？

で、次に考えたのは、やっぱりきちんと重なっていないのではないかということ。

長辺5・短辺2の直角三角形と5×3の長方形になる。直角部分を挟む辺の比は、2/5　＝0.4。
かたや、でかいほうの直角三角形のそれは3/8　＝　0.375。
だから本当は重なっていないはず……ということでいいのかな。
数学ダメダメの僕は、初心に戻って？？ピタゴラスの定理でやってみた。

小さい方の三角形：
a×a＝2×2＋5×5＝29　　a＝ルート29
大きいほうの三角形：
b×b＝3×3＋8×8＝73　　b＝ルート73
乙と丁がくっついて短辺が13と5の直角三角形になるのであれば、その三角形の長辺はルートa＋bのはず。
実際にやってみると、
ルート194は13.928388277184119338467738928513
ルート73＋ルート29は13.92916855245203519912235881778

……ということで、やっぱり違う。
重なっていないわけですね。な～んだ。でもほんとに微妙な差。
うまくできているトリック、というか、ごまかしだ。最初に考えた人はすごいな。
多分、偶然に発見したんじゃないだろうか。
数学ができる人は、むしろこういうことは考えつかないと思う。「違う」ということが最初から分かりきっているから。

でも、平均律なんていうものもこれに近いごまかしなのかもしれない。ギターやピアノのような平均律楽器も、このGIFアニメみたいなことなのかな。

前に、長野県の高校入試で数学の「難問」がニュースのネタにまでなったという話をこの日記でも取り上げたけれど、このインチキパズルを入試に出したら面白いだろうなあ。

衆議院が解散。年内に選挙だそうである。

ウンコ味のカレーか、カレー味のウンコか……という「究極の選択」ネタがあったが、今度の選挙はウンコ味のウンコかゲロ味のウンコかゲロ味のゲロか、みたいな選挙になりそうだ。
……と、ツイッターにも書いたのだが、まあ、棄権だけはしたくないので、少し冷静に考えてみた。

↑こんな一覧表を作っている人がいた。（出所：私設原子力資料情報室）
なかなか分かりやすくてよいのでは？？

それにしても、「再処理推進」「大間原発GO」「原発輸出GO」で「原発をゼロにする方向感」って何？
こういうふざけたことを言うくらいなら、はっきりと推進すると言っている自民党のほうがまだ分かりやすくていい。
この一覧表を眺めていると、

１）頭腐っている or 無責任の極致のぐだぐだ税金泥棒集団
２）劇場政治戦術の右翼
３）理想論を持っているけれど実行手段を持てないでいる負け癖のついたバラバラ小集団

の「３極」に分けられるのか？
ここに入れてももらえなかった「新党日本」という田中康夫氏が代表の政党もある。候補者を立てられるのかどうか……。

さらにいろいろ見ていたら、同じサイトにこんな表もあった↓

非常に単純明快な内容。
本来こんなに簡単なことなのに、何をぐちゃぐちゃとやっているのだろうか。マスメディアもはっきりものを言わず、恣意的に情報を加工するから、単純なことなのに難しいことのように錯覚してしまう。
実行するのは大変だが、そうしなければいけない、という道筋はものすごくシンプルなのだ。

とにかく、間違っても↓

↑こういう連中に国の舵取りを任せることだけは許してはいけない。しかし、そうなってしまうことも分かっている。とてもまともな神経では生きていけない。