2012/12/30の2

EWI4000SとEWI USB



いろいろ考えた末、EWI-USBも買ってみることにした。
EWI4000Sは音源内蔵で電池駆動。実売価格はおよそ5万円(並行輸入品)。
内蔵音源はアナログシンセサイザーを似せたデジタル音源。
これは10月に購入して、ほとんど毎日吹いている。
とてもよくできた楽器で、もっと早く知っていればよかったと悔やんでいる。
僕としては結構真面目に練習して、ずいぶん吹けるようになった。

EWI-USBは音源がない。PCにソフト音源をインストールして、USB接続して音を出すという方式。つまり、パソコンにつながないと音が出せない。
用意されている音源にはチェロとかヴァイオリンとかベルとか、吹奏楽器系以外のものもある。
当初はこのチェロ音源が使えないかなと思って購入検討したのだが、いろいろなところのユーザー書き込みで、「EWI4000Sを最初から買うべきだった」という意見が複数あったし、音源内蔵か否かは大きな違いなので、最初からEWI4000Sにしたのだった。

で、EWI4000Sがそこそこ吹けるようになった今、次の段階は、EWIをどこまで打ち込みに使えるかということで、チェロ音源などを打ち込むのにUSBのEWIも試してみようと思った。
その前に、EWI4000Sでガリタンのチェロ音源をMIDIケーブル接続で鳴らしてみたことはあるのだが、今ひとつピンとこなかった。
EWI-USBはEWI用に作られている音源だから、もっと自然に鳴るのではないか……と。

で、購入したのだが(アマゾンで即日配達。すごい)、結果は、買わなくてもよかった、ということが判明。
というのは、付属の音源ソフトをインストールして、それをEWI-USBで鳴らすのと、EWI4000SのMIDIケーブル接続で鳴らすのとでは、ほとんど差が感じられなかったからだ。
まあ、USB接続といっても、流れているのはMIDI信号なのだから同じことなのは当然なのかもしれないが、センサーの設計やMIDI信号の作り方などに違いがあるのかと思っていたのだ。

で、入力機としてみた場合、EWI4000Sのほうがしっかり作られている分、安定しているし、吹き慣れているからやりやすい。EWI-USBは作りが少し安っぽい。オクターブローラーが少ないのはまだいいとして、いちばん困ったのは移調スイッチが付いていないこと。移調はソフト側でやってね、ということなのだろう。
もちろん、ライブに使えるわけでもないし、練習もPCを立ち上げてからというのではやる気が起きないから、USBモデルだけを使うのはお勧めできない。
初めての人にこそ、最初からちゃんとEWI4000Sを買うべきだと断言する。

というわけで、EWI-USBは即、ヤフオクで転売だなあ。

音源に関しても、USBの吹奏楽器系音源(サンプリング音源メイン?)より、EWI4000Sのアナログシミュレートのほうがずっと繊細で、細かく反応する。
僕はもう、EWI4000Sの音源は1つしか使っていない(ダブルリード)。この楽器はこういう音の楽器なのだと割り切って使っている。
変にバリバリの音でやる気にはまったくなれない。それやるなら、キーボードでやればいいわけだしね。

EWIという楽器は、ほとんどの人が実際には触れたことがなくて、T-スクエアの演奏なんかだけで知っていると思う。だから、ああいうバリバリの音色で派手に演奏するのがかっこいい、当然と思い込まされているのだろうが、僕は最初からあのスタイルは嫌悪していて(あれなら昔風のキーボードソロでいいじゃん)、EWIでいかにメロウな、メロディアスなプレイができるかという研究をしているところ。
やりようによっては、リアル木管楽器よりも優しく美しい音色でプレイできると思うのだ。
クラリネットのシミュレートとか、オーボエのシミュレートとかではなく、最初からEWI4000Sという楽器として見て、先入観なしにいい音、気持ちのよい演奏をめざす……という考え方。
偉そうに言っているが、残された時間はあまりないから、2013年中にはアルバムをひとつ作ってみたい。

EWI-USBはEWI4000Sより後に出ているのだが、これを出すくらいなら、EWI4000Sの改良版として、
  1. オクターブローラーを重くして、タッチミスが出にくくする
  2. 音源のクオリティをさらに上げる(変なシンセものは除外して、リアル系のみに絞り、クオリティを上げる)
  3. USB端子をつけて、USB電源とUSB接続のMIDI入出力ができるようにする(従来型MIDI端子も残す)
  4. グライドを廃止して、オクターブアップ/ダウンのみの「使える」エフェクトに変更する(今のグライドはちゃちすぎてまったく使う気がしない)
  5. エフェクトを充実させる。編集ソフトの質も上げる(あの編集ソフトは出来が悪すぎ)
……という改良を加えてほしい。
今からでもぜひやってほしい。実現したら、10万でも買う。
AKAIさん、お願いしますよ!

購入3か月弱で録音した『Escape from Spring』のEWI4000Sバージョンは⇒こちら
(ユーザー名はレーベル名、パスワードはギターデュオの名前、ともに小文字)

上がEWI4000S。下がUSB。裏側のオクターブローラーの数が違う



表側はほとんど同じ。微妙に違うのだが、重さがまったく違うので、そっちのほうがプレイしていて差を感じる

2012/12/31

さて、いよいよ今年も終わり。
恒例の年末状は作らないまま大晦日を迎えた。『新・マリアの父親』のデジタル版作成や、EWI4000Sの研究、雛人形の手伝いなどをしていて、なんとなく年末状にまで気が回らなかった。
でも、急に出さなくなると心配する人も出てくるかしらと思い、大晦日に作り始めた。

ところが、毎回調子が悪くて再インストールを繰り返していたAcrobat Pro6のオリジナルディスクが引っ越しの際に紛失してしまい、Acrobatが使えなくなっている。最後、助手さんのPCでPDFに吐き出して版下作ったのだが、Adobeはほんとにやだねえ。ソフトの値段が高すぎる。もっと安くしてみんなに買ってもらったほうが、結局は不正コピーも減ると思うのだが。
バグが多いし、まったくストレスの種。

九州の餃子屋さんからネコカレンダーが送られてきた。
使わせていただきます。<(_ _)>福助足袋。↓

さて、今年はこれが最終ページ。363ページ目。1日1ページのペースで更新していたことになる。
画像数は約6200枚。多分、新記録。
来年も、よろしければおつきあいのほどを、よろしくお願いいたします。

このページの写真はパナソニックのLX5とフジフィルムのXF1で撮っています

更新が分かるように、最新更新情報をindexに極力置くようにしました⇒index

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