2013/03/24

AGダイニング

例幣使街道に出るいつもの道沿い、今まで「日光なごみ亭 久遠の月」というでかい看板が出ていたのだが、それがいつの間にか↓こんな看板に代わっていた。

久遠の月は、でかい看板に誘われて一度、二度と訪ねてみたことがあるのだが、どう見ても営業しているように思えない、普通の民家風の家。
つぶれちゃったのだろうなあ〜と思ってそのままになっていたのだが、看板が変わったということは、店名を変えてリニューアルオープンなのか? しかも「ライブハウス」とあるではないか。もしそうなら、Daddy's Cafeよりも近い、我が家から涼風号で行ける距離のライブハウスということになる。
ネットで検索してみたのだが出てこない。
気になってしょうがないので、涼風号に乗ってお散歩がてら確認しに行ってみた。
途中、キジを見かけた。今年になって初めてのキジだ。カンタローだろうか。

小さくて分かりづらいので、せめて動いているところを↓

で、問題の「AGダイニング」だが、久遠の月と道を挟んではす向かいの建物だった。
ということは別の人が始めたのかな〜と思って見ていると、道の向こうからじいさまがひとり歩いてくる。
「こんちわ〜。ここって何か新しく始めたんですかね」
と声をかけたら、最初は不審な目を向けられていたのだが、徐々にうちとけてきて、どうもオーナーらしい。
正確には「息子がやる」のだとか。
じいさまとそのまま立ち話。
82歳。(訊いたわけではなく、自らそうおっしゃる)
東京でトロンボーン吹きをしていたそうだ。
「あの頃、東京ではトロンボーン吹きとしては名が知られていた」「東芝の社員が月給3000円のとき、トロンボーンを吹いて一晩5000円稼いでいたこともある」などなど、昔話全開モードに。
立川の米軍キャンプで演奏したり、新宿で流しをやっていたり、その後、寿司屋を経営したり、と、なかなか面白い人生を過ごしてこられたようだ。
このへんの住宅地が分譲されてまだ家が一軒もなかったとき、最初にここに家を建てて、そこを寿司屋にしたのが38年前。周囲の人たちからは「あんなところで寿司屋を開いてもやっていけるわけがない」と言われたが、ものすごい繁盛して、遠くは佐野からも常連客が来ていたし、大沢や鹿沼あたりまで出前をしていたとも。
で、息子さんが料理人になったので、息子のために久遠の月を建てて、ペンションを建てて、今はそのどっちも閉業状態になって、ペンションだった建物を改造してライブハウス「AGダイニング」を建てた……というお話だった。
「今は庭が趣味。見ていきますか?」と、ご自宅の庭に案内されたところで、その息子さん登場。
今月30日にオープンするというそのお店の中を見せてもらった。

右に見えるのが大将が始めた寿司店「鮨吉」。この手前に、「今は物置にしている」という久遠の月がある


30日にオープンする「AGダイニング」の店内

大将のガットギター弾き語りやトロンボーンも聴いてみたいが、もう引退しているようだ。残念。
店のマスターである息子さんと、開店前の店内で小一時間お喋りした。
チェロ・ビオラ奏者を知っているとか、こちらが思わず食いついてしまうような話も出た。
まあ、そのうち面白いことができるといいね。

日光市のライブハウスはDaddy's Cafeだけだと思っていたら、ここ数日で、珈茶話(かしわ)、PapaAnjo、そしてこれからオープンするこのAGダイニングと、立て続けに3軒も知ってしまった。
これはうかうかしていられない?なあ。

去年からずっと暖めている構想がある。
ピュアで素直な歌い方のできる女性Vocal(願わくば見目麗しければなおよし)を据えたユニットを作り、僕は曲作りとプロデュースを担当するという、ミュージシャンとしては半引退 but 作曲家としては攻めに転じる「日光のアントニオ・カルロス・ジョビン計画」。
まだまだ妄想段階から一歩も進まないのだが、妄想は大事よね。妄想できなくなったときが老いるとき。


↑本日のお勧め。音楽小説といえばこれ?

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