のぼみ~日記

2013/09/05

NEX-5R+SONY 50mm/F1.8 OSS の使いこなしを研究中



カメラより先に届いたSONY 50mm/F1.8 OSS というEマウント(ソニーのミラーレス用)専用レンズだが、価格が安いレンズの中ではF1.8の明るさで、かなり使える。
広角はコンパクト機で撮ることにして、中望遠で雰囲気のある写真を撮りたい場合は、付属の16-50mm/F3.5-5.6 OSS という暗いレンズよりもいい。
ただ、固定焦点なので、もうちょっとでかくしたいなあ……というときがある。その場合は、後からトリミングで切り取って大きくするか、カメラの内蔵機能であるデジタルズームを使って、固定焦点レンズでありながら擬似的にズームレンズのように使うかどちらかになる。
原理は同じなのだが、実際に両方試してみると、後から切り取る場合はピント位置がずれてしまうことがある。デジタルズームを使うと、ピント位置が狂わないようだ。
ということで、デジタルズームを使うメリットはある、ということが確認できた。


50mm(75mm相当)で普通に撮った写真


それを後からトリミングして拡大した↑。ぶれているのではなく、ピント位置がカエルからずれてしまっている


これは同じ位置からデジタルズームで3.75倍に拡大して撮った写真↑ これだとピントがちゃんとカエルに合ってくれている


このカメラに内蔵されたデジタルズームは、面白いことに付属のパワーズームレンズでは使えない。Menuでデジタルズームを有効にしようとしても「このレンズではこの機能は使えません」と言われてしまう。
固定焦点レンズだと最高4倍まで設定できる。
で、このデジタルズームの切り替えを、カメラ背面の下にある「ソフトボタン」という丸いボタンに割り付けることができる。ズームしたいな、と思ったら、このボタンを押してデジタルズームに切り替えると、モニターにズーム比を示す表示が出て、背面のジョグダイヤル or 上のダイヤルでズーム比を変えられる。この動きがもう少しサクッとしているといいのだが、ダイヤルの動きに対してズームの追従が遅い(細かすぎる)ので、ちょっとイライラする。
それでも慣れれば便利で、ついつい、固定焦点レンズであることを忘れそうになってしまう。

このカエルにモデルになってもらって、さらにデジタルズーム時の絞り値のテスト


デジタルズーム1.88倍で撮影
1/160秒、F7.1、ISO 100


1/1250秒、F2、ISO 100
F2まで開くとこれだけ被写界深度が浅くなる


F2のまま、ピント位置をしっかり顔に合わせる(デジタルズーム時だとできる)


F4.5、1/250秒で撮影。このくらいがちょうどいいのかな


被写界深度が浅いレンズだと、後からトリミングして拡大したとき、狙ったものにピントが合っていないことがままある。やはり、でかくしたい場合は、最初から割り切ってデジタルズームにしたほうがよさそうだ。
まあ、相手が動かない場合は、デジタルズームなしとデジタルズームしたショットと両方撮っておけば保険になる。

次の例は、後からトリミングで拡大して成功した例。この方法だと、拡大の割合や構図を自由に変えられるメリットがある。

ズームなし


上の写真をトリミングして拡大した。これはピントもOKだった


縦にトリミングして拡大した。これはF1.8まで開いた


デジタルズームで3.75倍に拡大して撮影。よく見ると粒子があれているのが分かるが……まあ、OKか


これはズームなしでF5


ズームなしでF1.8(開放)


ズームなしでF5.6

いろいろテストしてみて、そこそこ使い慣れてきた。
デジタルズームを多用するような撮り方だと、1600万画素は多すぎるということでもない。CMOSの性能はほんとにここにきて急激に向上したのだなあと実感。

夜、み~がベランダの網戸をネコパンチしているので止めに行ったら、クスサンが来ていた。雨宿りしていたようだ。
川内村の家が懐かしい。クスサンとオオミズアオは夏の風物詩だったなあ。ここでは見る機会が減った。

クスサン!


なんだなんだなんだ


網戸越しだったが、そこそこ撮れた
NEX-5R+SONY 50mm/F1.8 OSS 1/60秒、F1.8(開放)、ISO 800


飽きた……



クスサンはしばらくすると無事どこかへ飛んでいった。み~にやられるまえでよかった。
のぼみ~はいつものようにまたごろ~ん↓


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のぼみ~日記の写真は主にオリンパスXZ-10で、他にソニー NEX-5R+SONY 50mm/F1.8 OSS、フジフィルムXF1、X-S1 でも撮っています


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