2013/12/22

外ねこ


ときどきやってくる白黒ネコ
最近、白黒ネコに加えて、三毛猫も出没するようになった。白黒ネコは多分近所の飼い猫。三毛猫は野良なのか飼われているのかよく分からない。タヌキはあれから姿を見ていない。





腹の上に乗っかってくるみ~↑ 獲物になった気分


こんなことしても降りない

2013/12/23

中国製エレアコ

思うところあってうちに1本だけある鉄弦のギターを引っぱり出してきた。
鉄弦のギターは長い間弾いていない。もう一生、本気で弾くことはないだろうなと思ったので、持っていた数本はみんな人にあげてしまった。
ナイロン弦のギターは10本くらいあって、どれも安くても10万円くらい、高いのは20万円くらいするのだが、結局、録音のときもステージのときも、これ1本となると弾くのは決まってしまう。
でも、録音のとき、ここはやっぱりナイロン弦じゃなくて鉄弦の音でアルペジオとか入れたいな、なんて思うことがある。
フォークっぽい歌のバックとか。
そんなわけで、川内村のタヌパック阿武隈で『So Far Away』を録音していたときに村にできたリサイクルショップぽやぽ屋で見つけて5000円で買った中国製のエレアコが1本だけある。
ひどい安物で(5000円でも高いと思った)、エレアコといいながらプリアンプすらついていない。それでもネックがひどく反っているわけでもなく、普通に弾けそうだったので買ったのだった。
前の持主はぽやぽ屋の店主をしていたマサイさん(^^;;

パッシブのトーンコントロールとボリュームがついているのだが、あれを取っ払ってまともなプリアンプに交換するかピエゾピックアップからダイレクトで出力させて、音は外部のエフェクターとかプリアンプで作ればまともな音がするんじゃないかと思い、やってみた。



アマゾンで調べたら、アンプ付き7点セットで1万円ちょいだから、やっぱり中古で5000円は高いわ↑


なんかしょーもないブランド名だ


アンプではなく、ただの抵抗を入れただけのパッシブトーンコントロール&ボリューム


普通はここには電池ボックス付きでプリアンプがついているものなのだが……


ネックのポジションマークは一応象嵌


ヘッドのロゴは象嵌ではなさそう。なんだろう。樹脂印刷みたいなものかな


ペグも安物でチューニング狂いそう


口輪は薄いプラスチック板を上から張り付けてあるだけで埋め込みではない


ピエゾピックアップは安物でも高いやつでもそんなに音に差が出ないので、このまま使うことにした



表板は合板だろうが、力木は一応入っている(なければすぐに壊れるから当然だが)


音を汚すだけのパッシブトーンコントローラーを通さないように、ピエゾピックアップからの出力を直結した

↑音を出してみた。まあ、ワンポイントで色つけするような感じなら使えるかな


歳を取ると、いろんなことを少しずつ諦めて、本当にやりたいことだけを残して、それに集中していく必要が出てくるのだと思う。
鉄弦のギターはやっぱりうまく弾けそうもないし、情熱がわかない。鉄弦特有のぎゅい~ん、ぴき~んっていう音はやっぱりいいなあ、魅力的だなあとは思うけれど、自分が弾く楽器ではないという感じ。
だから、その分、せめてナイロン弦は死ぬまで弾けるようにしようと思う。
多分、もう新しいギターは買わないけれど……ほんとかな……。
EWI4000Sも死ぬまで努力しようと思う。多分、ギターが弾けなくなってもEWI4000Sは吹ける。力がいらないしね。
ただ、ギターと違って、EWI4000Sは世の中に一種類しかない楽器なのが困る。AKAIがもっと気合いを入れて、新製品を開発・製造してくれないとなあ。
チェロ~ヴァイオリンまでのサンプリング音を並べたバーチャル擦弦音源内蔵のEWIを作ってくれたら、もっとやる気が出るのだがなあ。
というわけで、クリスマスでもあるので、今日のオマケはEWIでテーマを演奏し直した『阿武隈のクリスマス』改訂版。
……で、もし今からギターを買うなら、やはり中国製の安物はお勧めしない。楽器というのは音が出ればいいってもんじゃないからねえ。所有する喜び、というのも最低限満たしてくれる品質、質感がないと。
……というわけで、買うなら最低限、S.Yairiの表板スプルース単板のやつくらいから(上の左)じゃないと弾く気が失せると思う。
Crafterなんていうメーカーも面白そうだ。日本では知られていないけれど、ヨーロッパではかなり有名というか、あたりまえに買われているブランドらしい。こちらは製造は韓国。仕上げの美しさと弾きやすさに定評があるとか。
で、Crafterのエレガットがなかなかよさそうなので、うっかり今、ポチッとしてしまった。衝動買い?(上のいちばん右のやつ)
あ~、助手さんに怒られる。怖い。
助手さんに気づかれずに受け取れないかなあ。
あ~、でも、今、居間に置いてあるAriaの初代シンソニードの代わりに買うのだから、隠し通すわけにもいかないか。
……開き直るしかあるまい。


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