2014/01/07

凍りつくかわず庵


洗濯機用の蛇口に防凍ヒーターを取り付けた↑

ここ数日の冷え込みがすごい。かわず庵は冬は陽が当たらないので、庭はもちろんのこと、屋内も凍りついている。
まず洗面所と風呂場のカラン回りが凍りつき、風呂場のシャワー水栓が壊れた。痛い。
サーモスタット付きシャワー混合栓は普通に買うと2万~3万する。泣きそう。
ネットで調べたら、海外製の工場直販みたいなのが7000円台であるのを見つけてちょっとほっとした。春になったら注文しよう。
その前に、これ以上あちこち壊れないように防凍ヒーターをつけることにした。
風呂場は難しい。前にも何度も凍って水道管を破裂させたりボイラーをダメにしたりしているようで、修繕の痕跡がある。
風呂場の壁の内側、一か所だけ点検口があるので開いてみると、何度も何度も修理したせいだろう、カバーの取り付けネジが馬鹿になっている。破裂した水道管につないで補修した痕も分かる。で、そこは手が入りづらい狭い空間だから、断熱材が巻いてない。
こういうのって、結局、職人さんがどこまで頑張るかなんだよね。自分の家でないと、どうしても、「とりあえず直ればいいだろう」ってことになる。自分の家だと、とことんやれるところまでやってみようという気持ちになるから、冷え切ったタイルの上に仰向けになったり這いつくばったりして、必死に作業する。物理的な困難さが相手だから、これをやり遂げられるかどうかはプロ/アマの違いではなくて、気持ちの問題になってくる。

ここに防凍ヒーターを巻き付けるとなると、電源をどこから取るかも問題。壁を挟んで隣の洗面所のコンセントまで壁の中を這わせられるのかな……。

とりあえず、アマゾンに1本頼んだヒーターが届いたので、洗面台の下の配管に巻いた。
これも冷え切った床に寝転がっての作業。
同時に届いた蛇口に直接取り付けるヒーター(これは消費電力がほとんどない)は母屋洗濯機の蛇口に取り付けた。ピッタリ収まるこういう製品があるのね。これもアマゾンで。
ここに越してきた最初の冬は、近所の人たちも「ここ数十年でいちばん寒い」と言っていたほどで、毎日のようにこの蛇口が凍りついて洗濯ができなくなった。今年はまだ凍りついていないと思うが、これでもう大丈夫だろう。


 
左は2mの凍結防止ヒーターベルト。結局、合計4つ購入する羽目に……。右は蛇口用

2014/01/08

雛人形、追い込み


タカシマヤ横浜店への出展が目前なので、仕上げにかかっている。

2014/01/09


のぼるくんがぴいぴい甘えてうるさいので、こうして静かにさせている


でも、パソコン作業を再開してしばらくすると、あ、注意がこっちに向いてないなと分かり、もそもそと出ていく

2014/01/10



風邪ひいた~。
朝からくしゃみ鼻水鼻づまり。たら~~っと鼻水が床まで垂れていくのをこらえながらギターの録音してたのだけど、しんどくなって中断。お風呂入ったら少しよくなった。寝て、明日、ちゃんと聴き直してみよう。

今日はYouTubeで「鈴木メソード」をキーワードに、ガボットとかメヌエットとか、5歳くらいのときにヴァイオリンでやらされていた曲を探して聴いてみたりしていた。
鈴木メソードでヴァイオリンを習っていたのは4歳から6歳くらいまでの2年間。福島にいたときだ。やめた直接のきっかけは東京に引っ越して教室に通えなくなったからだが、そのとき「続けたいなら東京の教室を探すけれど、どうするの?」とお袋から訊かれて「じゃあ、やめる」と答えたような記憶がある。
YouTubeでヴァイオリンのソロ演奏をいくつか聴いているうちに、続ける気力がわかなかったのはなぜなのか、分かったような気がした。
要するに、ヴァイオリンをソロで練習していても面白くないのだよね。ちゃんと弾けている人の演奏を聴いてもつまらない。一人で弾くならギターのほうが気持ちがいい。
でも、あのときにやらされた曲のメロディだけは頭に焼き付いていて、そういう音感に一生支配される。

で、ヴァイオリンは、やはりアンサンブルの中で生きる音なんだろうな、と思った。ギターやベースと組み合わせて深いリバーブをかけるだけで突然輝きが増す。
現代なら、組み合わせるアンサンブルの音は、昔の生楽器だけのときよりはるかに選択肢が広いし、実際に無限の可能性がある。
生ピアノよりエレピのほうがいい場合もあるし、シンセっぽいストリングスが合ったりもする。

それから、やはりYouTubeでエンヤとかチェット・ベイカーとかも聴いて……自分は何をしたいのだろうと改めて考えてみた。
エンヤは表現方法においてはまさに僕がイメージしていることに近い。でも、楽曲(メロディ)としては物足りない(あくまでも自分の音感・感性にとっては……という意味なので、エンヤのファンの人は聞き流してほしい)。

それから最近の自分の曲の録音(EWI4000Sで作っているアルバムの収録曲)を改めて聴いてみた。
ちゃんとやりたいことができているじゃん、って確認できたので、ちょっと幸せな気分。


足りない部分もしっかり分かるけれど、やりたいことがかなりできていることも分かる。時間を置くと、そういうことって、より見えてくる。(小説なんかもそう。1年くらい経って、物語を忘れている状態で一読者として自分が書いた小説を読むとよく分かる)

口幅ったいけれど、自分が納得できるっていうことはすごいことなんだよね。
若いときの錯覚とかじゃなくて、今の時期に自分が好きなものを自分が作っているっていうことが。自己愛じゃなくて、純粋に趣味としてこれが好きなのよ、こういうのが聴きたかったのよ、って思えるものを作れている。
だから、人からなんと言われようと迷うことはない。細部でのアドバイスは謙虚に受け止めて、自分の中で咀嚼することが大切だけれど、基本的な部分でふらふら迷うことはない。

あとは、その線に沿って、淡々とクオリティを上げていく努力をすればいい。
うん。クオリティはね~。限界がないというか、ここで満足しちゃいけないでしょ、っていう……。そこは甘えてはいけない。
(誰かやってくれよ~……って思う。仕上げまで自分でやるのはつまらない)

……てなことを確認できた1日だった。
風邪をひくのもそんなに悪いことじゃない、かな。


三春のカフェ「碧い月」のゆきえさん(自称お菓子作りの天才)からクッキーとコーヒー豆が送られてきた。碧い月は頑張って続いている。えらいね。
そういえば、僕は abukuma.biz abukuma.in abukuma.us abukuma.co fukushima.cx ……と、阿武隈と福島でドメインを5つも持っている。
川内村で会社を立ち上げようとしていたので、ドメインを先に取っていたのだが、設立準備を始めていたときにCEFのおかげでウィンドファーム問題に振り回され、それが長引いて、一段落したかと思ったときに3.11。
結局、余生を阿武隈に根を張って創作活動、情報発信、地域のビジネス構築……といった構想が根底から崩れてしまったのだった。

3.11前に作り始めていた http://abukuma.biz/ のTOPページを少しだけ書き換えた。
原発が爆発して人が散り散りになり、お店もつぶれたり移転したものが多い。
ひとつひとつリンクを確認したら、半分以上が消えていた。今も立ち入り禁止区域になっている場所のお店や業者もある。

いわなの郷ネット (iwananosato.net) のリンク先がなぜか関西の「風俗稼げる店の関連おすすめのHP」というわけわからんページになっていたのにはびっくりするやら首をかしげるやら。何があったのだろう?? Whoisを見たら、どうもドメインが失効して開放された後、土佐の業者が取得しているようだ。

つながっても、内容がガラッと変わってしまっているものも多かった。
増やしていくつもりだったものが激減してしまったわけで、寂しい限りだが、どうしようもない。
僕が惚れ込んだ「阿武隈」は、このままどんどん「何か違うもの」に変化していくのだろうか。

おいしいクッキーを食べながら、しばし複雑な気持ちで数年前までのことを振り返っていた。




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