2014/05/15

テレビの電波受信状態改善作戦


夜注文して翌日午前中に届く……相変わらずアマゾンはすごい

このところ、地上波TBSの映りが悪くなってきていて、なんとかしなくちゃと思っていた。
木々が生長し、春になって葉っぱもつけてきたことが原因だろう。
強風でアンテナの角度が変わったのかもしれないと思い、調整したがうまくいかない。
そこで、アンテナの取り付け位置を変えたり、受信電波を今までの板荷送信所から広域関東(スカイツリーから直接受信)に変えたり、いろいろやっているうちに1日終わったりして……。

今回、改めて分かったのだが、今の家は宇都宮送信所や今市中継所からの電波は届かない。
板荷中継所(垂直偏波)か関東広域(スカイツリーから。水平偏波)のいずれかだが、方向はまったく違うし、かたや垂直偏波、かたや水平偏波だから、アンテナの方向を変えるだけでなく、アンテナの取り付け位置を横にするか縦にするかという違いがある。だから大変な作業になった。
お隣のSさんちのアンテナは東京方向を向いている。つまり関東広域を直接拾っている。
真似してみたところ、ほぼ全チャンネルが電波強度40以上で良好に受信できるのだが、栃木テレビが入らない。
それは当然のことで、関東広域は群馬や埼玉もカバーエリアのため、ローカル局は最初から入っていないのだ。全部入れてくれれば群馬テレビや東京MXテレビも全部見られるから、当然スカイツリーに向けるのだが、これがまさに電波利権がらみの「わざと見せない」というせこい囲い込み。住民はもっと怒っていいのだが、理解している人はほとんどいない。

栃テレはほとんど見ないが、入らないのも切ないので、やはり板荷に向けた。板荷のほうが電波は弱い。
スカイツリーからの電波はUHFの21~27までの連番7チャンネルにまとまっているのだが、板荷中継局は、下はUHF15(TBS)~上はeテレの39と、広帯域にばらついているため、TBSを重視するとeテレや栃テレ(UHF38)、フジ(UHF35)、日テレ(UHF34)などが弱くなる……という具合で、折り合いをつけるのがすごく難しい。

しかしまあ、あちこちにアンテナを移動しては「どう~?」「だめ~」を繰り返した末に、なんとかすべてのチャンネルがぎりぎり入る場所と方向をゲット。

……で、これで一安心と思いきや、今度はBS/CSが入らなくなってしまった。BSアンテナは動かしていないので、原因が分からない。ケーブルをつなぎ直したときにアンテナとの接続部分が壊れたのかと思って、一度はアマゾンにアンテナを注文したのだが、夜、もう一度試したら入って、アンテナではないことが判明。慌てて注文キャンセル。
しかし、翌日、つなぎ直しのためのケーブルと接合栓が届いたところで、またBS/CSが映らなくなった。今度は何をやってもダメ。
さんざん悩んだ末に、もしかして……と、ラインブースターを取り外して直結したところ入った。ということは、ブースターが不良なのだ。完全にアウトなら分かりやすいのに、入ったり入らなかったりしたものだから分からなかった。
しかし、ブースターなしで直結だと、CSのいくつかのチャンネルが全然入らない。
しょうがないので、新しいラインブースターをアマゾンに注文。中国製でいちばん安いやつを駄目元で頼んでみたのだが、これが大当たりで、翌日届いたブースターを挟んだら、あっという間に利得が倍に跳ね上がり、まったく映らなかったCSのいくつかのチャンネルが全部推奨レベルをはるかに超えたレベルを達成。
今までのラインブースター(八木アンテナ製でそこそこいい値段だった)は壊れる前も、わずかに数デシベル上がるかどうかという「ないよりマシ」という状態だったのだが、それに比べても圧倒的な差。
分からないものだねえ。
中国製のこのブースター、寿命や製品のばらつきなどがあるのかもしれないが、とにかくコストパフォーマンスは素晴らしい。うちのがたまたま当たりだったのかもしれないが、レベル不足で悩んでいるかたにはお勧め。1600円だから、外れでもそんなに悔しくない。当たったらとってもお得感がある。

これが原因だった……八木アンテナ製のラインブースター。電源ランプは緑に点灯しているのにまったくダメ


これが代わりに購入した中国製の怪しげなブースター。ところが大当たり


一応防水加工してあるようだし、お買い得、大成功だった


↑お勧め!


今市中継所の受信可能エリア↑ うちは旧今市市だが、エリア外



板荷中継所(鹿沼市)の受信可能エリア↑ うちはぎりぎり。ここだけ垂直偏波なので注意が必要



宇都宮送信所の受信可能エリア↑ うちはエリア外



関東広域受信可能エリア↑ うちでも受信できるがローカル局はそもそも発信してない


テレビ放送を「デジタル化」するのはいい。でも、なぜ「地上波」でやらなければいけないのか? やるにしても、なぜ日本中でキー局放送が見られるようにしないのか。
上の図で分かるように、栃木県を例にとれば、宇都宮送信所や板荷中継局の電波を受けていれば栃木テレビが見られるが、「関東広域」を受信している場合、地元局は受信できない。
デジタル化でますますローカル局の存在は薄くなってしまった。であれば、せめてローカル局を道州制にでもして、関東にいれば東京MXも栃テレも千葉テレビもテレビ神奈川も……全部見られるようにすればいいのに。BS、CSのアホなショップチャンネルとかグリーンチャンネル(競馬関連)とかを整理して、地方局の独自番組放送にあてればいいのに。ネットでやればもっと簡単にできる。
このままでは電波利権に縛られたまま、地方局はますます自分で自分の首を絞めることになるだろう。総務省は地方局の将来なんか考えていないんだよ。

地域文化の発展のためにも、ローカル局の健全な生き残りと再生を考えてほしいものだ。
テレビ東京のほうがメジャーキー局より面白い番組をたくさん作っていることを見ても分かるが、予算がなくても面白い番組は作れるのだ。立ちあがれ! 地方局。

今日のオマケ


SONYが有効約1220万画素35mmフルサイズ CMOS を搭載したカメラを出すそうだ。
ISO 40万!という超超高感度撮影が可能というのが売りなのだが(ほとんど赤外線カメラの領域か?)、要するに画素数を落としたから高感度、高輝度、ワイドダイナミックレンジが実現できたわけで、僕が前から言い続けている「高画素化は詐欺犯罪に近い」というあたりまえの主張がようやく製品に反映されたかのよう。

撮像素子の性能では世界のトップを走り続けているSONYが、改心して、一般用カメラの撮像素子もしっかり画素数を抑えて画素ピッチ優先に舵を切ってくれたら、世界中のカメラの性能が一気に改善されるだろう。

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