のぼみ~日記 2015

2015/07/24

ラーメンどんぐり

とちのき動物病院にのぼみ~のフィラリア感染予防薬をもらいにいった後、前から名前だけは知っていたラーメン屋さん「どんぐり」に行ってみた。
女性店主でお洒落なお店という噂。
このお店の名前を覚えていたのは、何かと話題になる店だから。現在は二代目(娘さん)がやっているが、先代時代は「学生ラーメン」という貧乏学生お助けメニューがあって、200円くらいでラーメンが食えたとか、二代目に引き継ぐ際にテレビ番組『たすけてマエストロ』(フジテレビ)に出て、二代目店主は北海道まで行って修業したとか、とにかく分かりにくい場所にある、とか、なにかと話題が多い。

テレビ番組に出たときの記録は今もフジテレビのWEBページに残っている
お店の経営が上手くいかず、今の生活から変わりたいと願う店主たちを、食・経営・味を極めた辛口マエストロ3人が厳しくチェック。実際に達人のもとで修行し、内装や接客態度など悪い部分を改善し、再オープンへ向けて奮闘する店主に完全密着する!
まずは栃木県にあるラーメン店「どんぐり」。店主の渡辺さんはシングルマザーとして母親から受け継いだ店を経営しているが、平日の夜は閑古鳥が鳴いている状態。「どんぐり」を訪れたマエストロから、「味は普通以下」「内装が雑で居心地が悪い」などと厳しい言葉が浴びせられる。家族再生のため、札幌の人気ラーメン店へ修行に出かける渡辺さん。達人から伝授された味を習得し、新しい一歩を踏み出せるか!?

……というのだが、それはもうフジテレビのこと、演出過多が想像できる。実際、どんぐりはそんなに人気のない店ではなかったようだし、そもそもこの番組、かつてテレ東でやっていた『愛の貧乏脱出大作戦』(1998年4月~2002年9月まで放送)のもろパクリ。不人気ラーメン店を再生させるというのは『貧乏脱出大作戦』の定番メニューだった。
『たすけてマエストロ』はすぐに番組終了。しかし、地上波テレビの力というのはすごいようで、2014年1月放送から、分かりにくい場所なのに訪れる人がいっぱいいたようだ。

場所は確かに分かりづらい。
住所は日光市森友1622-6なのだが、うちのカーナビでは1622という番地は出てこない。いちばん近い番地を入れると、大室ダムの奥、とんでもない場所を指す。
事前にGoogleマップで大体の場所を確認していたので行き着けたが、ナビで住所が出ない場合はかなり迷うだろう。店の前の道は狭くてすれ違いも苦労する。

12時過ぎに到着。テーブル席1つだけ空いていて、こんな場所なのに……と思うほど混んでいた。

カウンター席も常連らしき一人客が占めていて、店内ほぼ満席


メニュー 醤油か塩か……というシンプルな選択


天然かき氷やジェラートアイスもやっていて、ラーメンカフェという雰囲気


このつけ麺と冷やし中華を頼んでいるお客さんが多かった。暑いからかな


食前サラダは200円


梅しそ塩ラーメン 760円


助手さんは二代目醤油ラーメン 700円


麺はストレート中細麺でパサッとした感じ


トッピングに煮卵(100円)を頼んだら別皿に載ってきた


餃子は3個から頼める。ニラの風味が濃い独特の味。皮は厚め

場所は意外だったが、お洒落な雰囲気で上品な味、というイメージはほぼ予想と同じだった。
ラーメンは好みが分かれるので一概には言えないのだが、リピーターがついてもおかしくないレベル。
僕の趣味としては、麺はもっともちっとしてつるつる感があるのが好き。白河ラーメン、喜多方ラーメンみたいに。
この麺、どこかで最近味わったなあと思ったら、阿波家日光店の麺に似ている。縮れていなくてもちっと感がないサッパリ系。極端に言うと、昔のマルタイラーメン(棒状のインスタントラーメン)のような歯触り。
スープもメニュー構成も阿波家に似ている。阿波家よりはスープが淡泊で上品。

次から次へと入ってくるお客さんは、作業服を着た外回りの人や賑やかな家族連れ、熟年夫婦など、さまざま。このロケーションや雰囲気は、若いカップルのデートに組み入れてもいいような気がするが、そういう感じのお客さんはこのときにはいなかった。

帰り道、「日光到達難易度の高いお店リスト」というのを作ると面白いかなと思いついた。

1位は「ほそで」かな。TOMOZOベーグルやブヴロンのパン小屋も上位に入るかな。なか川も上位だな。
楽しそう。






日光クリック
ラーメン どんぐり
日光市森友1622-6  tel:0288-25-6025
月~木曜 11:00~15:00 (LO 14:30)/17:30~21:00 (LO 20:30)
金・土曜 11:00~15:00 (LO 14:30)/17:30~22:30 (LO 22:00)
定休日 : 日曜日 第2・第4月曜日 
水曜定休







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「福島問題」の本質とは何か?


『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ)
『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言。
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裸のフクシマ  『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ)
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第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実
第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様
第5章 裸のフクシマ
かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛

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