一つ前の日記へ一つ前へ |   | 次の日記へ次の日記へ

のぼみ~日記 2015

2015/09/11 

銀言さん


高価な本を2冊もいただいた。そのうちの1冊。Paul Kleeの横にいる女性は母親かと思ったら、妻なのだった。3歳年上でピアニスト。ピアノを教えながら無名時代のクレーを支えた……とキャプションにあった。



「アーティストが愛した猫」 アリソン・ナスタシ (著), 関根 光宏 (訳)

先日の日記で、Chuck LorreのVanity Cardsのことを書いた。
日々、考えつくこと、思い巡らせたことをメモ的に書き留めておいたほうがいいんじゃないか、ということは以前から考えてはいるのだが、なかなか実行できない。方法もどういうのがいいのか悩む。

Twitterは電飾掲示板のようなものだと思うので、そういう使い方をしている。

ブログのほうがまだ向いているような気がする。

そんなわけで、ブログ版『デジタルストレス王』に、ときどきこんな感じのものを載せていこうかと思いついた。
名づけて「銀言さん」。
金言というのはおこがましい。でも、書き留めておくくらいの価値はあるかもしれない内容にしたい、ということで「銀言」。

いつもはこの日記に書いたものの中から、メッセージ性のあるもの、ニュース性のあるものを抽出してブログに流しているのだが、今回は逆で、先にブログに書いたのを日記に転記してみる。

銀言さん 2015/09/10


心を傷つけられると眠くなる。若いときは多分違った。今はただただ眠くなる。
頭(理性)ではその原因や背景をちゃんと分析できるから、傷つく必要はないって理解できる。理解できても心は別物だから眠くなる。寝て、DNA修復をするのだろう。うまくできている。

DNA修復のために寝ながら、ふと思ったこと:


自分が大切に思っている価値は自分にしか分からない。隣で生きている人、そのまた隣で生きている人も同じで、それぞれがそれぞれの価値観を持ち、何かを信じようとして、それを拠り所にこの世界での一生を生き抜こうとする。そこに普遍的な意味や価値はない。
死ねば「あの人死んじゃったね」と思われて終わりだし、そのときにはもう「自分」はいない。

そこまで脳では理解しているのに、傷つく心があるし、信じたいものがある。

神は人の数、いや、生命の数だけ存在する……そういう宗教があってもいい。




iBooks図書館ガイド

Kindleアプリで本を読む

更新が分かるように、最新更新情報をこちらの更新記録ページに極力置くようにしました●⇒最新更新情報



一つ前の日記へ一つ前へ |  | 次の日記へ次の日記へ


    
Kindle Booksbooks    たくきの音楽(MP3)music    目次へ目次    takuki.com homeHOME


tanupack音楽館  よいサイト 41.st  たくき よしみつの本 出版リストと購入先へのリンク  デジカメと写真撮影術のことならここへ! ガバサク道場


「福島問題」の本質とは何か?


『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ)
『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言。
複数の中学校・高校が入試問題(国語長文読解)に採用。大人にこそ読んでほしい!

第1章 あの日何が起きたのか
第2章 日本は放射能汚染国家になった
第3章 壊されたコミュニティ
第4章 原子力の正体
第5章 放射能より怖いもの
第6章 エネルギー問題の嘘と真実
第7章 3・11後の日本を生きる

今すぐご注文できます 
アマゾンコムで注文で買う
⇒立ち読み版はこちら
裸のフクシマ  『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ)
ニュースでは語られないフクシマの真実を、原発25kmの自宅からの目で収集・発信。驚愕の事実、メディアが語ろうとしない現実的提言が満載。

第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか?
第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実
第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様
第5章 裸のフクシマ
かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛

今すぐご注文できます 
アマゾンコムで注文で買う
⇒立ち読み版はこちら



Google
abukuma.us を検索 tanupack.com を検索