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のぼみ~日記 2015

2015/09/19の2

国会前を後にして銀座へと歩く


はとバスツアーで国会前を通る観光客。アジア系が多そうだ。



今日は5時半に銀座で待ち合わせをしている。30代の頃からずっとお世話になっていた元編集者。上京するときは一緒に飲みましょうと前から言われていたのだが、僕がすっかり田舎の人になってしまったので、ずっと果たせないでいた。

歩いても2kmくらいだからと、歩くことにした。20分あれば行けると思ったが、途中何カ所かの信号待ちが長くて、30分かかった。
都会の写真が少ないので、ビルの遠景などを写真に撮りながら歩く。
最近はビデオクリップを作ることが増えたので、そのときの素材に使えるように、と。

お堀に沿って歩く。



引っ切りなしに市民ランナーが追い越していく。都内のランナーってこんなに多かったのか。



お堀の水はずいぶん汚かった。



日比谷あたりから、ブランドショップが目立つようになる。ずいぶん街の姿が変わった。



かと思うとこういうスポットも通り抜ける。



ここが銀座でございま~す。



ガイドさんの頭は大丈夫?



銀座四丁目と三丁目の間あたり。錦織の後ろに揺れるアップルマーク。

デパートと老舗が並ぶ一角だったはずだが、こんな風になっていたんだねえ。



一生入ることがないお店ばかり。



そっか。歩行者天国だったんだ。懐かしいな。でも、僕が知っている歩行者天国は人だらけで道が見えないほどだった。



お洒落なお店に案内された。普段お目にかかれないものを飲み食いできて幸せなひととき。



モッツァレラチーズとトマトの葉菜サラダ



ワインがおいしいので有名なお店らしい。



本日のお魚料理



本日の清風パスタ



赤ワインの後は白ワインもいただいてしまった。



本日のリゾット



東京のおいしいものは、やはり格別で、さすがは東京だなあ、と舌鼓。

それにしても飲食店はどこもこれから大変だろう。円安で材料がどんどん高騰する一方で、庶民の実質収入はどんどん減るから、外食も抑えなければならない。
霞が関のビルの中にいる人たちはそういうことさえも、空気としてではなく、数字でしか分からないのだろう。数字はいかようにも解釈できる。
「生活」をしていない人たちが人びとの生活を左右するという怖さ。

美味なるワインと食事を堪能している最中に添付付きメールで明日の台本が送られてきた。


清風明月
東京都中央区銀座1-4-8 ビックウエストビル5号館3F tel:03-5524-2327 平日/18:00~2:00、土・祝日/18:00~24:00(ラストオーダー/23:00) 日曜定休


ごちそうさまでした。
お店を出た直後、ディレクターさんから台本届きましたか?と電話。あと30分くらいでホテルにチェックインしますから、それから電話で打ち合わせしましょうと答えて銀座駅へと歩く。

後から聞いたら、連休初日なので、赤坂周辺のホテルをとるのは大変だったようだ。
どういうわけか、普段ならまっさきに埋まるはずのホテルだけが空いていたのだとか。
フロントで「ご予約いただいたお部屋より広いお部屋にさせていただきました」と言われ、ラッキーと思ったが、入ったら、想像以上に広くてびっくりした。
パーティができそうな広さだ。
バスタブも脚を伸ばして横たわれるほど広い。
久々に歩いたので、いつもより2時間くらい早く就寝。


都内でこんな広い部屋に泊まるのは、記憶にないくらい広い。


翌朝はとっても早く目がさめた。
いつもなら熟睡している時間に朝食までとって、TBS放送センターへ。

楽しく30分話をして、横浜へ。
若いときに何度も何度も乗り降りした渋谷駅や武蔵小杉駅が様変わりしていてちょっとびっくり。


TBS前



↑ここで聴けるようです


東横線、って今は言わないのか? 副都心線? 渋谷駅が地下になって、なんだか寂しい。


理解できない「欠陥」について

この後、ちょっとショッキングな体験(発見)をしたことで、こんなことを考えるようになった。


実は、ほとんどの人は生まれながらにして脳(精神活動の根幹)に欠陥を持っている。
浪費癖、女癖・男癖の悪さ、酒乱、権力欲、支配欲、SとかMとかの性癖、暴力、ギャンブル癖、虚言癖、怠惰、虚栄、公共心の欠如、度を超えた無責任……。
中には人を殺してみたいとか、異常な犯罪の種を抱えて生まれてしまう人もいる。
一見して人格者で、弱者に優しく、謙虚でつましい生活をしているような人にも、意外な欠陥がある。
そうした生まれながらの欠陥を持った人に対して、その欠陥が自分では持っていないものであると、「とんでもないやつだ」「信じられない」という気持ちを抱くが、もしかするとそうした欠陥はロシアンルーレットの弾倉のようなもので、たまたま自分が生まれたときに引き当てた欠陥は犯罪にまでは至らない程度のものだった、というだけなのかもしれない。
美男美女に生まれるか不細工に生まれるかの違いのようなもので、生まれた後の努力では修整できないもの、運命、宿命のようなものなのかもしれない。

そのことに気づいたことで、自分を傷つける人や理解を超えた欠陥を持つ人に対しても、冷静に、極力優しく接することができるようになれるかもしれない……と、今、感じているところ。
だからどうだということでもなく、問題が解決されるわけでもないのだけれど。




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「福島問題」の本質とは何か?


『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ)
『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言。
複数の中学校・高校が入試問題(国語長文読解)に採用。大人にこそ読んでほしい!

第1章 あの日何が起きたのか
第2章 日本は放射能汚染国家になった
第3章 壊されたコミュニティ
第4章 原子力の正体
第5章 放射能より怖いもの
第6章 エネルギー問題の嘘と真実
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裸のフクシマ  『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ)
ニュースでは語られないフクシマの真実を、原発25kmの自宅からの目で収集・発信。驚愕の事実、メディアが語ろうとしない現実的提言が満載。

第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか?
第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実
第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様
第5章 裸のフクシマ
かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛

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