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のぼみ~日記2016

2016/07/08

ライチェルのお散歩


レオがこのところずっと3分もしないうちに家に戻りたがり、全然お散歩にならない。物足りないので、ライチェルのお散歩もすることにした。
ライチェルは♀で、レオより1歳くらい若いらしい。身体はレオよりずっとでかい。
性格は穏やかでとてもつき合いやすい。
のぼみ~が好きみたいで、うちの前まで来ると必ずのぼみ~が外に出ていないか確認しようとする。
ところがみ~はともかく、のぼるくんが排他的で、こないだなんかいきなり自分の何倍もでかいライチェルに猫パンチで襲いかかり、すんでのところで引き離した。ライチェルは無抵抗。嫌われてすごく寂しそうだ。
今日は遠くから見ているだけで近づこうとしない。うちのネコども、心が狭いねえ。

夜、いよいよ残り少なくなってきた粋生グリーンを飲もうと冷蔵庫から出し、パカンと開けた直後に気づいた。お~い、お茶じゃないかよ、これ。紛らわしい!


2016/07/10


この夏初めてエアコンを入れた。それほど暑いわけではなかったが、湿度がすごいので、作業する気が起きない。エアコンを入れるとサクサク捗る。エアコンは偉大だ。
サクサク原稿が書けるのでそのまま夜に突入。階下から助手さんが「落ちたわよ」の声。
気づくと開票速報が進んでいた。
栃木選挙区、統一候補を立てても大差で落選か……なんだそれ。
ひどいことになるだろうと気持ちの準備はしていたつもりだったが、ほんとにこんなに惨憺たる結果になるとは……。どこか現実感がないほどひどい結果だ。
もう、この国にいるのは嫌だ、と思う。そういうわけにもいかないから、気持ちの中では現実逃避。

ここに引っ越して来てもうすぐ丸5年になる。
思い起こせば、引っ越して来た直後は人生で稀なほど健康を害した。2012年元旦は『朝まで生テレビ』に出演して帰ってきた翌日から寝込んで、ものすごい咳がいつまでもとまらない。3か月近く棒に振った。
助手さんも生まれて初めてインフルエンザにかかり、その後も咳がなかなか治まらず、2012年は二人ともさんざんだった。
「今思うと、それまで気を張っていたのが一気に崩れたのね。あと、やっぱり被曝していたことも関係あるんじゃないかしら」と助手さん。録画でNHK特集の『キラーストレス』を見ながら呟く。
チラッとチャンネルを切り替えると、マレーがウィンブルドンで2回目の優勝。
「いいわねえ、みんな……羨ましいわねえ」
……と、なんだか分からないことを言いながら寝た。ストレスを膨らませないようにしないと、ほんとにまた倒れるわ。

2016/07/11

一夜明け、助手さんはまた母親の介護問題で実家へ。
いろんなことがストレス源になる。
選挙の開票結果をチラッと確認。ほんとに現実感がない。
これだけはっきりしている悪政を放置するという選択を国民の多数がしている? この国はそこまでひどい国だったのか? なんのために歴史を学んでいるのか?
今暮らしているこの地域でも、大多数の人が危機意識がないまま、騙され、自分たちの手でますます危険で不自由な国に加速させている。地球は丸くなくて平らだと思っている人が多数派を占めているようなもので、いくらなんでもそんな……と、信じられないのだけれど、どうやらこれが現実なのだ。
そういう社会に今日も暮らしているのだ。
おいしい定食を頑張って提供してくれる老夫婦、懸命に仕事をしている職人さんたち、パートのおばちゃんたち、低賃金であえぎながらも仲よく幸せに暮らしたいと努力している若い人たち……そういう人たちと一緒にこの社会に暮らしている。しかし、自分の周囲にいる人の多くが、選挙になると「安倍政権でいい」と考え、わざわざ投票所にその意思表示をしにいっている……理解を超えた現実……。

そういう社会でこれからも何年かは暮らしていかなければならない。そのためにはどういう意識で毎日を過ごせばいいのか……。
自分が生きている毎日は、ある意味「バーチャル」な生活なのかもしれない。
であれば、現実の修羅場に巻き込まれないうちに、バーチャルな生活のまま死にたいものだ。

プジョーのエアコン、今ひとつシャキッと冷える感じがないので近所の店でエアコンのガス補充。普段ほとんど仕事をしていなさそうなおっさんが一人でやっている店。わざわざそんなところを選んで行ってみる。
近所の友人?らしき人が覗きにきた。
「あれ? 仕事しているの?」
「顔見たら、なんか見覚えがあるから、やらないわけにもいかんだろ」
……だって。



ふと空を見上げる。暑いなあ


家に戻り、玄関を入ろうとしたら、突然、けたたましい警報音が鳴り響いた。
最初はなんだか分からなかったが、車が発している。
リモコンキーでロックを解除したら止まった。

後で、WEBから取説のPDFをダウンロードして読んでみたら、こんなことが出ていた。
車両の盗難や車両の内外へのいたずらを防止するアラームシステムが備えられています。
外部検知:
監視状態で、ドアやテールゲート、ボンネットが開けられると作動します。
内部検知:
監視状態で、窓ガラスが壊されたり、車内の動きなどで発生した空気振動をセンサーが感知すると作動します。

どうやら、施錠する前にフロントガラスの内側につけた日差しよけの吸盤が取れてパラッと落ちてしまったのを「車内で不審な動きあり」と感知して警報を鳴らしたらしい。
こんな機能がついていたことを初めて知った。でも、これ、怖いな。夜中に突然誤作動したりしたら……。

取説にはさらにこんなことが書いてあった。
外部検知アラームだけのセット
車内にペットなどを残したり、窓を少し開けた状態で車を離れるときは、内部検知をキャンセルする必要があります。
イグニッションをオフにして10秒以内に、インジケーターランプが点灯するまでスイッチAを押します。
車両の外へ出て、リモコンを使用してロックまたはスーパーロック*します。
アラームスイッチ のインジケーターランプが1秒間に1回点滅して、外部検知だけのアラームがセットされます。


覚えておかなくては……。備忘録としてここに貼っておこう。

ついでに、こんなことが書いてあった、びっくり。

え? リアシートって、全部簡単に外して後ろに回せるの?



こんなシートレイアウトにもできるの? ……でも、そういう機会がないかもね

あおざい再訪


小来川に最後のモリアオチェックに行こうかとも思ったが、暑くて踏ん切りがつかない。飯を今から炊いて納豆で食うか、カップラーメンで済ませるか、それとも食いに行くか……月曜だしなあ……baumは休みだし……。うだうだ悩んだ末に「あおざい」へ。こないだフォーを食ったので、今日はもうひとつのほうを……悩んだけれど、やっぱりセットもつけてしまった。うまいんだけど、合わせるとちょっと食べすぎの量なんだよなあ、還暦過ぎの身には



「バインセオ」700円(税込)



ベトナムのお好み焼き、というが、米の皮があっさりしているし、中身の味付けも独特で、見た目から想像していた味とは違う。あんまり経験したことのないおいしさ。これはフォーよりいいかもしれないなあ



具だくさんでココナッツ風味がなんともいえない美味しさ



デザートが出てくる頃には腹がパンパンで苦しい


People make the world go round という歌を思い出す。
スタイリスティックスがオリジナルらしいけれど、子供時代のマイケル・ジャクソンの声でどうぞ↑
ちなみに僕はこの曲、大野エリのアルバムで初めて聴いたなあ。

But that's what makes the world go 'round
The up and down, the carousel
Changing people, they'll go around
Go underground, young man
People make the world go 'round


僕はもう年寄りだけれど、go underground したい気分だ。
23日のライブはそれでも、明るく柔らかくやりたいね↓

7/23 Daddy's Cafeにてライブ
2016年7月23日(土)
at:Daddy's Cafe(日光市土沢346-19 JR日光線下野大沢駅歩10分 Pあり)
19.30開演 当日2000円、前売り・予約1500円 1ドリンク付
問い合わせ・予約:Daddy's Cafe(0288-32-2103)


よいお買い物

テレビ、洗浄便座、電動アシスト自転車などなど、「幸福になれる買い物」のヒント集。失敗しないための最低限の知識




あなたの音感は何型か? ──絶対音感の誤解

たくき よしみつ・著
世にはびこる絶対音感の誤解を解き、今からでも遅くない自分の音楽世界を広げる方法を探る。
あなたの音感は何型か?
A5判・72ページ オンデマンド 780円(税別) 
ご案内ページは⇒こちら

更新が分かるように、最新更新情報をこちらの更新記録ページに極力置くようにしました●⇒最新更新情報



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「福島問題」の本質とは何か?


『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ)
『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言。
複数の中学校・高校が入試問題(国語長文読解)に採用。大人にこそ読んでほしい!

第1章 あの日何が起きたのか
第2章 日本は放射能汚染国家になった
第3章 壊されたコミュニティ
第4章 原子力の正体
第5章 放射能より怖いもの
第6章 エネルギー問題の嘘と真実
第7章 3・11後の日本を生きる

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裸のフクシマ  『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ)
ニュースでは語られないフクシマの真実を、原発25kmの自宅からの目で収集・発信。驚愕の事実、メディアが語ろうとしない現実的提言が満載。

第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか?
第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実
第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様
第5章 裸のフクシマ
かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛

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