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のぼみ~日記2016

2016/08/05

宇都宮市宝木本町寶国神社の狛犬たち(3)年代不明のはじめ狛犬



天明年間のはじめ狛犬だけでも大収穫だが、なんと社殿の反対側、向かって右奥の末社前にもう一対いた。
これまた古そうだが、年号は読み取れない。
極めて個性的な風貌で、もしかすると天明の狛犬より古いかもしれない。

走り毛の上、耳の周辺の模様が実に面白い



阿吽が逆に置かれていた



口の周りの模様が実にユニーク。一見「歯」にも見えるが……



阿像の口の周りにも同じように刻まれているので、歯ではない



この意匠も変わっている。鬣なのだろうが、デザイン処理が巧みだ



だいぶ摩耗しているが、アーモンドアイに団子鼻。人面風



阿像の口の中には舌も彫られている



斜め上を見つめている姿はモアイ像にも似ていたりして……



それにしてもこの口の周りのぎざぎざ模様はなんのつもりだったのだろう



個性的という意味では、天明のはじめ狛犬より価値があるかもしれない



バシャバシャ撮る











小さな摂社なのだが……



欄間には立派な彫刻もあった


宇都宮は町の中よりも郊外に思いもよらないようなお宝がたくさん眠っている。
折りたたみ自転車も買ったし、回る楽しみが増えたかな。








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