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のぼみ~日記2016

2016/08/31

待機老人問題



親父の介護日記に戻る。

メディアでは、待機児童の数が全国2万人超えと伝えているが、特養待ちの「待機老人」の数は全国で52万人超だそうである。
老人用の介護施設には、
  1. 「特別養護老人ホーム」(特養)……介護保険の適用施設。収入ランクによって助成あり
  2. 「介護老人保健施設」(老健)……リハビリで社会復帰させることが目的
  3. 「介護療養型医療施設」……基本的には「追い出されない病院」
  4. 「有料老人ホーム」……入りやすいが高い
  5. 「認知症高齢者グループホーム」……共同生活ができないと無理
などがあって、特養がいいけれど入れない、という状況がずっと続いている。
特養は新設されているけれど、とても追いつかない。
軽い認知症で身体が動き、基本的にひとり暮らしが可能な程度であれば「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)というのもあるが、これも高額だし、認知症が進んでしまうと入れないし生活できない。

……というようなことを、ここ数週間で一気に学ぶことになった。

国は昨年、特別養護老人ホーム・養護老人ホーム・サービス付き高齢者住宅などの高齢者施設12万人分整備のため、900億円以上の補正予算を組んだというが、東京五輪の予算が兆の規模であることや、新国立競技場の建設費だけでも2500億円だのなんだのという話を聞かされると、どっちが大切なんだよと言いたくなる。


親父の施設入所問題のため、急遽上京。無人駅を出発し……



……高いのでいつもは使わない新幹線に久々に乗る



こんな施設を見学……帰りは東武で


2016/09/05


今日も親父の部屋の片付けや病院での諸々の手続き、面談のために往復。車で。帰りは深夜になった



スムースエンカシリーズの動画作成に使えるかしら……と、ハイウェイの夜景を撮る



蓮田SAのおいしいラーメン屋は閉まった後だった。23時だものなあ……しょうがない



軽食コーナーで美味くも不味くもないラーメンを食う。疲れていて味がよく分からない





人間の「心」は、生まれ持った「本性」と「脳」の複合作用ではないか、ということをこのところ強く感じている。
肉体の一部である脳だけですべての精神活動が説明できるという人も多い。
僕も若いときはそうかな、と思ったりしたが、歳を取るにつれ、やはりそれだけでは説明がつかないと感じるようになった。
「本性」というのが、よくいう「魂」みたいなもの(「三つ子の魂百まで」の魂)だとすると、心の成長というのは、魂の変化なのか脳の成長なのか……。
脳はあくまでも肉体(道具)であって、変化するのは魂のほうだとなんとなく感じている人が多いのではないだろうか。でも、認知症老人を見ていると、逆のような気がする。
脳は学習や訓練、経験値の積み重ねによって「よい脳」にも「悪い脳」にもなるが、魂(本性)は基本的にほとんど変わらないのではないか。

欠点だらけの本性を持って生まれても、その後の経験や学習、思考によって脳がよい方向に成長・熟成し、生まれつきの悪い本性を隠す、押さえ込むことで人間は「よき大人」になっていくのではないか?
だとすると、脳が弱っていくと、悪い本性を抑えられなくなり、脳が今まで学習してきたことを中途半端に使って「困った人」になる。迷惑行為や不合理な行動が増える。

……であるとすれば、今、こうしてまがりなりにもドライな文章を書いている僕の脳みそも、劣化していくことで生まれ持った嫌な本性が抑えきれず、悪魔のように暴れ出すことになるのかもしれない。
老化が恐ろしいのは、身体能力が衰えることではない。本当に恐ろしいのは、努力して積み上げてきた知性や人格が失われてしまうことだ。











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「福島問題」の本質とは何か?


『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ)
『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言。
複数の中学校・高校が入試問題(国語長文読解)に採用。大人にこそ読んでほしい!

第1章 あの日何が起きたのか
第2章 日本は放射能汚染国家になった
第3章 壊されたコミュニティ
第4章 原子力の正体
第5章 放射能より怖いもの
第6章 エネルギー問題の嘘と真実
第7章 3・11後の日本を生きる

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裸のフクシマ  『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ)
ニュースでは語られないフクシマの真実を、原発25kmの自宅からの目で収集・発信。驚愕の事実、メディアが語ろうとしない現実的提言が満載。

第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか?
第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実
第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様
第5章 裸のフクシマ
かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛

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