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のぼみ~日記2016

2016/12/21


朝のひこうき雲


……からの……


明け方の夢シリーズ

このところ、明け方、トイレに起きる前に変な夢を見ていることが多い。

片脚の室伏広治と戦うことになる……戦ったわけじゃない。「戦うことに決まる」というところまでで終わった。多分、室伏広治は「個人的にはすごいのだけれど、その後は自民党的なものに収斂されていくもの」の象徴なのかな、と思う。

村に戻ると神社が金ピカになっていて、変な像(鶏のガラみたいなのとか)がごちゃごちゃと飾られている……なんじゃこりゃ……と写真を撮ろうとすると、宮司の息子が後ろからやってきて僕の頭をおさえて「拝め」という仕草。
その神社には屋根のついた広い売店コーナーがあり、その一角にギターが並んでいたので近づいて手にとると、フレットもなく、弦も張っていないゴミだった。売店は宮司の息子がやっているらしい。
そこに宮司がニコニコ現れて、その奥さんはフィリピン人で……。
これは説明不要なくらい分かりやすい夢だった。

佐野元春が友達に連れられてうちに遊びに来る……佐野元春はデビュー前のポプコンで、ホルンを何人か連れて、ピアノ弾き語りで『バイバイCボーイ』(だったかな?)というレイ・チャールズかぶれみたいな曲を歌ってグランプリを取ったときのことしか覚えていないし、CD買ったこともないし、ライブ見たこともないのに、なぜ夢の中に出てくるのかが分からない。顔がよく分からない人なので、夢の中でも顔は分からない。それなのに「佐野元春」ってことだけは夢の中で定義されている。

学校の教室で、後ろの席に気になる女の子がいて、窓の外を見ると巨大なイルカのようなものが近づいてきて(そもそもなぜ教室の窓に海が面しているのか……)、その背中をツバメのような小鳥が掃除している。イルカは窓のところに口をつけてきて、何か喋っている。
そのとき、なぜか教室だった場所が観光バス(遠足の?)に変わっていて、僕はイルカに「これは椅子。これはライト」と、言葉を教えている。
イルカはどんどん喋るようになるのだが、声がくぐもっていて発音も怪しい……そこにいるはずのない巨大な生き物が泳いでいるという夢はたまに見る。池の中とか川の中にイルカやサメがいた、みたいな……。学校の中で女の子が気になって……というのも、最近は少なくなったけれど、以前はよく見ていた気がする。
最近はあまり見ないけれど、以前、家の床下が巨大な空間になっていて、そこに水路があって水があって魚がいっぱい泳いでいるという夢をよく見た。
その水の流れが阻害されて(詰まったり流入してこなかったり漏れたり)、修理に四苦八苦する……みたいな夢。
池から水が抜けてしまうというトラウマからかな。

●この夢には続きがあって、教室の後ろにいた女の子とは、その後、何か「秘密の活動」をする準備をすることになり(どんな活動だったのかは分からない。文化的なイベントなのか思想的なものだったのか……)、帰り道、仲間と一緒に相談をするためにカフェのような店に入るんだけど、そこはなぜか全部座敷(畳ではないが)で、床にペタッと座る形式。
その仲間とちょっと距離を置く形で別の女の子もいて、その子は地味な容貌でもてなそうなんだけど、絶対俺のこと好きだなという確信があったので、ホテルに誘おうとするのだけれど、最初の(教室で後ろにいた)女の子がそばにいるので、なかなか口説けない。
仲間と「秘密の活動」の打ち合わせをしているうちに、地味な女の子はどこかへ行ってしまった。それでケータイで呼ぼうとするのだけれど、番号が分からない。二又?もバレてしまいそう。どうしたもんじゃろのう……というような展開があった。
……女の子をホテルに連れ込もうとする夢はよく見る。ホテルがなかなか見つからなかったり、いざ入ると、部屋が異常に広くて、すでに別の男女がいて鉢合わせしたり……そんな夢。

よく見る夢のパターンTOP3は……、
  1. トイレを探すが、なかなか見つからない。やっとたどり着くと異常な汚さだったりドアが閉まらなかったり……
  2. 電車に乗ろうとするが行き先が分からない。ホームにたどり着けない。乗り継ぎがうまくいかない。駅についても家までがあまりに遠くて帰れない。
  3. 道具、楽器が壊れていてうまく使えない。ギターの弦がべとべとして爪に絡みつくとか、テニスのラケットが骨だけでガットがないとか、アクセル踏んでも車が動かないとか……

オムツが必要になる日


起きて、夢分析ができたときはたいてい後味が悪い。自分の中の弱い部分、後ろ向きな部分、過去への後悔などが現れているから。
トイレがどうのこうのという夢は単純で、トイレに行きたくて見ていただけだから、なんの問題もない。
ただ、そこで目覚めればいいのだが、気がついたら漏らしていた……という日が来たらショックだろうな。そこまで長生きしたくない、なんてみんな言うけれど、結局、生きちゃう人が多いんじゃないかな。テレビでも赤ん坊用オムツより大人用オムツのCMのほうが多いものね。

親父がお世話になっている介護施設から、今月のリポートとか介護計画書みたいなものが送られてくるのだが、24時間、1時間おきにびっしり介護内容が書き込まれている。

4.00am  体位交換(介護職員)
5.00  オムツ交換(介護職員)
7.00  体温・血圧測定。体調の問診(介護職員)。モーニングケア(介護職員)
8.00  食事の準備を手伝う(介護職員)。食事の見守り(介護職員)。服薬の手伝いと確認(介護職員)
9.00  トイレに誘う(介護職員)
10.00  水分をとらせる(介護職員)。入浴の準備を手伝う(介護職員)
11.00  浴室まで誘導。入浴の介助(介護職員)
12.00  食事の準備を手伝う。食事の見守りと介助。口腔ケアの手伝い(介護職員)
13.00  トイレに誘う(介護職員)
15.00  おやつと水分補給をさせる(介護職員)
17.00  トイレに誘う(介護職員)
18.00  食事の席まで案内し、食事準備の手伝い、食事介助(介護職員)
19.00  食事と水分摂取量の確認。口腔ケアの手伝い(介護職員)
20.00  ベッドに横になる手伝い(介護職員)
21.00  消灯時間の声かけ(介護職員)
22.00  オムツ交換(介護職員)
23.00  巡視して睡眠の観察(介護職員)
24.00  体位交換(介護職員)
1.00  巡視して睡眠の観察(介護職員)
2.00  体位交換(介護職員)
3.00  巡視して睡眠の観察(介護職員)

……と、介護職員がやることを抜き出しただけでもこれだけある。夜勤は1人だから、1人でこれを10人に対してやるわけだ。
栄養管理は、1日1870kcalで、普通の食事の他に温泉たまごと「一挙千菜」という野菜ジュースのようなものをつけてもらっているようだ。
今はそれを全部残さず平らげているという。

他に、医師が定期的に往診。血液検査、血圧測定、体温測定、皮膚状態の観察(全職員)、積極的にコミュニケーションをはかって状態把握・刺激介入(全職員)、リハビリと体操、余暇活動への誘い……などなどが報告されていて、感謝。
これを年金のある親父は受けられるけれど、年金ゼロ老人である僕らは到底無理だから、覚悟を決めて生きていかなければならない。

近所のスーパーの前にはベンチが置かれて「憩いのスペース」とかなんとかと名づけて開放している。近所の老人たちがよくぼ~っと座っている。都会のスーパーでは見られないであろう、なんかほのぼのした光景



今日のお散歩にて



遠くのひこうき雲は風情があるけれど、すぐ上空を轟音たてて飛び交っていたらたまらんだろうな



ヘビかと思ったら木の枝だった



「……からの……」シリーズ その3



「……からの……」シリーズ その4


今日のオマケ 鐸木三郎兵衛 金婚式の記事


大正15(1926)年 5月23日の福島民報記事


鐸木三郎兵衛の子孫にあたるかたから90年前の新聞記事を送ってもらった。母親が三郎兵衛の娘さんで、遺品整理をしているところだそうだ。
90年前の新聞記事がきれいに残っていただけでも貴重だが、曾祖父・鐸木三郎兵衛の生涯を記録した公的資料でもある。
三郎兵衛は財産のすべてをたった一代で福島のために寄附して、最後は田舎の廃寺に隠居し、無一文で死んでいった。
学校の創立、上下水道の敷設、駅前通り開発、道路の整備、福島の大火の復興……などなど、鐸木家の資産が投入された公共工事はあまたある。
おかげで子孫は金に困り、祖父・鐸木巌(三郎兵衛の三男、親父の父親)は終戦間際に栄養失調で死んだし、親父も子供の頃は住む家がなくなり、親戚の家を点々として寝泊まりしていたそうだ。
先日、施設で会ったときもそんな話をし始めた。昔のことを思い出してはメモしているらしい。陸軍士官学校のことや、戦後、師範学校を経て福島市立第三中学校の教師になった頃のこと、そこから引き抜かれて福島大学附属中学に移ったことなどなど。当時の上官や上司の名前などもメモしていた。
認知症が進んで、5分前に話したことも忘れてしまうのだが、大昔の記憶は甦るようだ。

僕は三郎兵衛と同じで鐸木の養子になったわけだが、三郎兵衛のように莫大な遺産を受け継ぐことはなかった。その代わり、西洋かぶれのお袋の思いつきで幼児のときに音感教育を受けてドレミの移動ド相対音感が身についたし、物心ついてからずっと鍵っ子だったが、お袋が親父と再婚したおかげで、飢えることもなく、私立の学校にも行かせてもらった。
金や物は残せないが、何かまだできることはあると思って毎日を過ごしている。


『Engagé』のリミックスも終わったので、今は『日光のクリスマス2016』という曲を書いている。
『阿武隈のクリスマス』を書いたのはたしか2007年だったと思う。タヌパック阿武隈ができて、そこで録音した。これからは毎年クリスマスには『阿武隈のクリスマス20XX』という曲を書いていこうと思ったのだが、やらないまま原発爆発。
新曲を書かないまま10年近く経ってしまった。
ほぼ書き上がった『日光のクリスマス2016』は、『阿武隈のクリスマス』に比べると難点が多いような気がする。でも、ゆっくり、じっくり悩みながらようやくできあがる曲でもいい。まだやれるという気持ちがなくなると一気にオムツの日々に突入するだろうしね。
さて、クリスマスまでに間に合うのかしら。


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新マリアの父親
「フクシマ」を予言した小説と言われる『マリアの父親』の改訂版が「紙の本」で甦る。試し読みは⇒こちらから
A5判・124ページ オンデマンド 980円(税別、送料別) 


『So Far Away たくき よしみつSONGBOOK1』

原発が爆発する前の2010年、阿武隈山中のスタジオにこもって制作した自選ベスト曲アルバム
「メロディの価値」を信じての選曲。20代のときの幻のデビュー曲から阿武隈時代に書いた曲まで、全13曲
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「福島問題」の本質とは何か?


『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ)
『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言。
複数の中学校・高校が入試問題(国語長文読解)に採用。大人にこそ読んでほしい!

第1章 あの日何が起きたのか
第2章 日本は放射能汚染国家になった
第3章 壊されたコミュニティ
第4章 原子力の正体
第5章 放射能より怖いもの
第6章 エネルギー問題の嘘と真実
第7章 3・11後の日本を生きる

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裸のフクシマ  『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ)
ニュースでは語られないフクシマの真実を、原発25kmの自宅からの目で収集・発信。驚愕の事実、メディアが語ろうとしない現実的提言が満載。

第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか?
第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実
第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様
第5章 裸のフクシマ
かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛

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