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のぼみ~日記2017たくき よしみつの日記2017


2017/06/15

栗山東照宮へ行く(4) もう一対の狛犬



栗山東照宮の境内に隣接し、もう一つ社のようなものが見えていて、そこにも狛犬が一対いた。
こちらは比較的よく見るタイプで、やはり大正年代。摩耗の具合などから、最初はこっちが西沢金山にいた狛犬かとも思ったのだが違った。
もともとはここに村社があって奉納されたものだろう。

どうやら、栗山東照宮ができてからは、元々の村社は忘れられた存在になってしまったのかもしれない。

もう一対の狛犬



大正13(1924年)年建立ということは、西沢金山の狛犬=大正6(1917)年よりも新しい




阿像側に子獅子



吽像側は玉を持つ。しかし、阿吽の区別がほとんどつかない




奥には石仏が一体。仏像は詳しくないが、大日如来像だと思う



願主は小栗兵?宗治と読める。小栗久右衛門の先祖だろうか




文化14(1817)年。戊辰戦争より前だから、東照宮のご神体が密かに運び込まれるよりずっと前




おそらくこの仏像があったあたりに本殿?があったはず。今は屋根だけの建物がある。そこから狛犬を見る。狛犬の向こう側が本来の参道だろう



寛政11(1799)年の年号が読める燈籠。新しそうなのでレプリカではないだろうか



最後になってしまったが、栗山東照宮の社殿。昭和45(1970)年に建立された




東照宮のご神体が密かに運び込まれた経緯が書かれている説明板



ここにご神体が祀られている。普段は見ることができないが、⇒ここに写真が掲載されている。ご神体というよりは、神像(のようなもの)か?

というわけで、予想よりずっとすばらしい狛犬に会えてよかった。
帰る前に、案内板にあったミズバショウ自生地というところを訪ねようとしたが、道が見つからない。諦めて戻ってきて、通りがかった人に訊いたところ「ああ、あれは鹿がみんな食っちまって、もうない。前は遊歩道も作ったんだけど、その道も今は埋もれて……」だそうだ。

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