ギタレレをもらったことのいちばんの効用は、自分がいかにギターから遠ざかっているかを痛感させられたことかなあ。ほんとに弾いてない。ただでさえ老化で指は動かなくなるのに、こんなことではいかんいかん。
……というわけで、37歳でギターを習い始めたときのことを思い出して、当時の練習用カラオケを使ってOne Note Sambaを録音してみた↑。
この「カラオケ」というのは、僕が37歳でギターを習い始めたとき、吉原センセ(僕にとって生涯唯一のギターの先生)にレッスンを受けた際、吉原センセに僕のAriaの安物エレガットを渡して、そこからラインを直接ミニディスクレコーダーにぶち込んで強引に録音したもの。
練習時の一発録りだから相当粗いということを割り引いて聴いてね。
いろんな人のワンノートサンバ
で、YouTubeで「one note samba guitar」で検索したら、いろんな人のいろんなワンノートがあったので、並べてみる。
自分に対して、もっと精進せえよ、と戒めるためにも。
やっぱりこの曲は魔力を持っているのだねえ。
メロディはワンノート(1つの音)でありながら、コードが変わっていくことで曲として生きてくる。逆転の発想というか、音楽の不思議を探求した実験というか……。
で、この曲はギターという楽器にぴったりの曲でもある。これを管楽器でやってもどうにもならない。ギターのような余韻の少ない楽器だから、ワンノートがきつくなくて、しかもどんどん変化していくコードの緊張感が楽しめる。
……とまあ、能書きはこのへんにして、あとはちゃんと楽器を演奏する面倒くささと向き合う、ってことだわね>自分
定年退職して時間もできたし、昔かじってそのままやめてしまったギターをもう一度やってみようかな、という感じのかた
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