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2017/11/20
生出神社(栃木市都賀町深沢)
大きくて立派な社殿。境内も広々していて、この地域がかつてかなり豊かだったことをうかがわせる
白山神社の狛犬がかなり面白かったので、一度素通りした近くの神社に戻って、狛犬をチェックしてみた。
生出と書いて「おいで」神社。
本殿右手に神池があり石宮が祀られており、水が「おい出る」ところから「生出」と呼んだ
そうだ
。
栃木市はやっぱり侮れない。暖かくなったら本腰を入れて回ろうかな……と思ったり……。
狛犬は明治36(1903)年9月建立。拝殿改修時に奉納されたようだ。ずんぐりしていて嫌みのない、とてもバランスのとれた狛犬。
↑阿像 ↓吽像 脚が太くてかわいい
↑願主 落合佐一郎 ↓石工 栃木町 山澤常正
裏側は石がちょっと足りなくて平板になった感じ
江戸タイプだが、明治期の終わり頃なのに尾は流れていない。やはり、江戸から少し離れている分、流行も遅れて入ってくるのだろうか。その代わり太くて立派。石工が流れ尾よりど~んとした立ち尾のほうを好んだのかもしれない。
丸みがとてもいい感じ
最近は屋根をついつい見てしまう。しっかり作られた入母屋屋根。鬼板もかっこいい
では、293号線に戻って南下。駒野神社をめざす。
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