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のぼみ~日記2017たくき よしみつの日記2017


2017/11/20

一瓶塚稲荷神社(佐野市田沼町)の狛犬


次は一瓶塚稲荷神社へ。
この神社はとても思い出深い。狛犬趣味を始めてまだそれほど経っていない若い頃、予備知識も何もなく、初めて訪れて、彫刻群の素晴らしさに圧倒された。
今、昔の記録を確認したら、1993年2月19日となっていた。24年前、37歳のときか。そんなに昔ではないか。20代の頃のような気がしていたが……いや、もしかすると再訪したときが37歳のときだったのかもしれない。
37歳というと、ギターを習い始めた年でもある。吉原センセとまだ出会う前だな。

24年も前のことだけに、彫刻群の素晴らしさや、裏にずんぐりした狛犬がいたことは覚えていたが、周囲の雰囲気などはすっかり忘れていて、車を停める場所がよく分からず、苦労した。
ナビが案内するままに行ったら、裏側についてしまったのも一因。だから今回はいきなり狛犬とご対面。

なぜかこの狛犬は阿吽が逆に置かれている。正面を向いた形なのだから、正しく置けばいいだろうに。それとも正面側から見て左右を決めたとか?





向かって右にいる吽像↑ 左側の阿像↓





阿像は鼻先が少し欠けているようだ



吽像は黴だろうか、目が緑色になっていた



稲荷神社なので、狐像がいろいろあるし……



正面には新しい狐像もいるのだが……


やはり存在感を大きく放っているのは裏門の狛犬だ。
この狛犬は年号が刻まれていないので建立年が分からない。立派だし、大きいから、そんなに古くなさそうに思えてしまうが、もしかするとものすごく古いのかもしれない。
というのも、顔のテイストや全体のフォルム(肉付きや巻き毛の雰囲気)がどことなく日光東照宮奥の院参道の狛犬と似ている気もするからだ。

↑これは日光東照宮奥の院参道の狛犬だが、少しだけテイストが似ているような……? 



両者を比較すると、東照宮の狛犬のほうが洗練されている。
東照宮奥の院の狛犬は東日本最古ということになっている。それと同時代、もしくはそれ以前だとしたら、大変なことだが……。

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