阿武隈日記　05/08/30

地図を見ると、平伏沼より西のほうに大きな池がある。湖と呼ぶには小さいかもしれないが、それでも平伏沼よりはずっと大きい。
どんなところなのか興味を持ってでかけてみた。

子安川林道が颱風のために大荒れになっていて、前回とはうってかわって大変なドライブになった。
二股の分かれ道で、前回は行かなかった方向に行けば目的の池につづくはずなのだが、間違えて採石場に迷い込んでしまった。
ここもまた荒涼とした風景。

どうやら、目的の池はあぶくま高原牧場の先に位置しているらしい。この牧場、廃業しているのか、牛も人間もまったく見あたらない。
道は完全に藪に遮られて消えてしまっていた。あと何キロか歩いていけばつけそうな気がしたが、日没も迫っていたのでやめておいた（根性ないなあ）。
幻の池は幻のまま。

道はどんどん荒れていき、命がけになってくる。こんな風に道の真ん中が陥没しているのはまたいで走ればいいから楽なのだけれど、中途半端な位置が大きく避けていたり陥没していたりすると、踏破ルートが取れず、難儀する。

少し道がマシになったかと思ったら、再び採石場に出た。突然目の前にこんなトラック、日本にも、しかもこんな土田舎にもあるのね。
どうやってここまで運んできたのかしら。自走して？　通れそうもないけどなあ、ここに来るまでの細い道は。

採石場へのアプローチには、道の両脇に何か所もこんなミニ鳥居がある。なんのために？
立ち小便除け？　ゴミ捨て禁止効果？

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