阿武隈日記 06/08/14の4

亜鉛閣(4)


二階の、給湯設備を収納している部屋。手前がOMソーラーで集めた熱で作ったお湯を貯めるタンク、奥にあるのは普通の深夜電力型電気温水器。かなりの人数が押しかけても、お湯が足りなくなることは多分ないだろう。

これがOMソーラーのエンジン?部分
屋根裏には、屋根のパネルを通して熱した空気を循環させる装置がある。離れて、2箇所に設けられている。
このへんのシステムはここで説明する自信がないので、興味のある方は、OMソーラーのサイトなどを参照してくださいね。
OMソーラー部分の施工は、樽川技建(株)

熱せられた空気が通る太いダクト

こんな感じで屋根裏を通っている
屋根裏から送られてくる暖気はこのダクトを通って床下に。

システムのコントロールパネル。外気は30度前後のはずだが、一階室内はこのように24度で適温状態。実際、家の中に入ると冷房が聞いているようにひやっとする。
床下から空気を取り入れている換気口。冬の間は、昼間暖めておいた空気を夜間の暖房に使う。
一般のOMソーラー住宅に加えて、さらなる高断熱高気密を実現するため、さらに独自の排気ダンパーなるものを使っているという。予備暖房として薪ストーブ(アイルランド製)もあるが、このように吸排気ダクトが屋外に出ている↑
他にも、アメリカ製のアルミクラディング付き木製断熱サッシを使うなどして、徹底した高気密・高断熱をはかっている。ガラスとガラスの間に薄型のブラインドが埋め込まれているという木製サッシは、へえええ、こんなのがあるんだあ、と思わずため息。



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