阿武隈日記 06/05/08の3

Optio X を持って林の中にお散歩(承前)

田圃は昨日から水が張られている。夜は蛙の大合唱。曇天の下の田圃はひっそり静か。
DateTime - 2006:05:08 16:54:54
1/80秒、F2.6、ISO80、f=5.8mm(35mmFilm換算で35mm)


ヤマザクラとヤマブキを両方画面に収めたかったのだが、なかなか難しい。曇天はいいとして、もう少し明るいほうがよかったのだが。こういう天気のときは色が出ないのは仕方ないのかなあ。これ、相当補正してこんなもん。
1/40秒、F2.6、ISO160、35mmFilm換算で35mm

一日経って、9日。本日は晴天なり。
DateTime - 2006:05:09 15:58:40
1/250秒、F4.3、ISO80、35mmFilm換算で35mm

DateTime - 2006:05:09 15:57:23
1/250秒、F5.6、ISO80、f=10.2mm(35mmFilm換算で62mm)、マクロモード
晴れているのだが、どうも色にキレがないというか……。マクロモードにしても、さらにモードを「花撮影」とかにしないと絞りを開いてくれないのだろうか。しかしまあ、この程度の絞りでここはいいのかな。

Optio X は「旅行に1台だけ持っていく」カメラにはいいかもしれない。ただ、レンズの解像度や記録処理系の切れ味を今イチ感じることができない気がする。
普通は35mmフィルム換算で35mm相当の標準画角で撮影。たまに望遠やマクロも使ってみたい場面でもそれなりに要求に応じてくれる、という設計思想なのだろう。
これ以上厚くするとポケットに入らないといってユーザーに嫌われるし……といった、いろいろな妥協の結果、中途半端な印象も残ってしまったところが惜しい。
しかし、暗い林の中、一般のコンパクトデジカメ(レンズがF3.5-くらいの)であれば、ストロボなしの撮影はほぼ不可能だと思うから、この程度には撮れるということで、やはり貴重な存在だと思う。
ペンタックスには、ぜひこのモデルを「諦める」ことなく改良した新製品を期待したい。
僕としては、SONYがやめてしまったU50の高級バージョンのようなものをペンタックスに出してほしい。
レンズはF2.4で35mm換算で32mm固定レンズ。あるいはF2.4-2.8/28-50mm程度の広角寄りズーム。
レンズ部分は回転式死守!
ボディは厚く、低くの棒状タイプ
撮像素子1/2.5型なら、300万画素でも十分。ボイス録音は便利かもしれないが、動画はいらない。その分、画像処理系をもっとリファインさせる。
どうでしょね>ペンタックスさん。
もちろん、これを他社がやってくれても大歓迎だけど。

ちなみに、撮像素子もレンズもはるかに大きな高級機、コニカミノルタA200で撮ると……
Model - DiMAGE A200
DateTime - 2006:05:07 15:00:39
FNumber - 3.50
ExposureProgram - Aperture priority
ISOSpeedRatings - 200
LightSource - Auto
Flash - Not fired, compulsory flash mode
FocalLength - 50.80 mm
WhiteBalance - Auto
FocalLengthIn35mmFilm - 200 mm
SceneCaptureType - Standard
GainControl - Low gain up
Contrast - Normal
Saturation - Normal
Sharpness - Normal
SubjectDistanceRange - Macro
1/50秒、F3.5、絞り優先モード、ISO200、35mmFilm換算で200mm
やはり発色がシャキっとして、すっきりした画像になる。値段が違うからね。しょうがないね。


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