阿武隈日記 06/05/18

ウワミズザクラかな?

昨日の日記で「何かの木」と書いた、向かいの林にある高木。白い穂のような花をいっぱいつけている。
「ウワミズザクラかな?」という題名のメールが佐伯一麦さんから届いた。
僕もちょうど、昨夜、布団の中で山と渓谷社の『日本の樹木』を眺めていて、あ? これかな、と思っていたところ。
解明編は後ほど……。
昨日完成したウッドデッキ。土が迫っていてすぐに汚れそうだったので、もう少し掘って、石を並べることにした。
これ以上土を崩さないよう、横からスコップで注意深くすくい上げた後、倉庫裏手に大きな石がごろごろ転がっているので、ネコ車でせっせと運んで並べた。
お茶の時間、前の林を眺めてみる。
伐採されるところだった雑木林の中には、コシアブラの幼木がいっぱい生えている。
しかし、よく見ると、根本からバッサリ伐られている。いつ誰が伐ったのだろうか。
考えられるのは、営林署の職員が下草刈りのつもりで他の低木と一緒に伐ったか、前の住人が伐ってしまったか。
山菜採りによく人が入って来るが、山菜採りの人がコシアブラの木をこんな風に伐ってしまうとは考えにくい。上の葉っぱを摘めばいいだけなのだから。
ウッドデッキの前にはヤマボウシの木が生えている。去年は見事に赤い実をたくさんつけたので、落ちる前に採ってヤマボウシ酒を作った。
この木、よく見ると隣り合った幹が途中でくっついている。
その枝に、こんな泡状の卵がいくつもついている。まるでモリアオガエルの卵みたいだが、そんなわけはない。子供の頃、こんな卵を壊して中を見てみたことがある。小さな甲虫が出てきた記憶がある。
大人になった今は、ただ、なんだろなあと思いながら眺めるだけで手は出さない。

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