阿武隈日記 07/05/27の6

ペーターとヤギ

モコ
御田植祭から一旦戻って、昨日来るときに買ってきた天丼弁当と、今いただいてきた紅白の餅で朝ご飯。
早起きすると一日が長いなあ。まだお昼だよ。
天気もいいので、村でヤギを飼っている、自称あぶくまのペーターこと「やぎお」さんのところを初訪問。
ネットで知り合ったのだが、会うのは初めて。
やぎお王国は山の中。タヌパック阿武隈より少し標高が高い。
到着すると犬のモコが出迎えてくれた。ボーダーコリー。可愛いねえ。賢そうだねえ。
顔が黒いので目がよく分からない。写真が大変なのよね、この手の顔は。

こちらヤギさん。なんだ? 誰だ、このおっさんは……という顔。


先日、子ヤギが4頭生まれたのだが、残念なことに2頭は死んでしまった。そのへんは逐一ネットで読んでいたので知っている。
ヤギの乳首は人間と同じで一対しかないので、2頭以上生まれるとかなり大変なことになるらしい。
♂(キョン)と♀(べに)は元気に育っている。
……ところが、その2頭がいない。
1、2、3、4、5……どう数えても5頭しかいないぞ。
見渡す限り、白いものは見えない。
どこへ行ったんだ?
やぎおさん、真剣な顔で探し回る。後をついていくヤギたちの図。
1頭だけ僕のほうをみて笑っている。↓いちばん後ろのコの拡大図

どこにでもいるのよね、こういうコって
しかし、ほんとにいない。牧場内を一周しても見つからない。
やぎおさん、どんどん焦っていく。
親ヤギもメエメエ鳴き始めた。
一周して見つからず、やぎおさんは入り口のほうに戻っていった。ヤギたちもなんとな〜く後をついていく。
変ですねえ。……と……そのとき……草むらの中にエアポケットのような空間があって、そこに……

いたぁ!


なんなんでしょねえこの子たちは。うんともすんとも言わずひなたぼっこ中。
外敵から発見されないよう、本能的に身を潜めるんでしょうね。

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