阿武隈日記 07/08/01

幻の池と幻のモニュメント

木苺酒を造るための瓶を小野町の100円ショップに買いに行くことに。ついでに、いい天気なので散策。阿武隈洞の上のほうに脚を伸ばしたが、大したものは見つからず。下りてきて、神社が目に入ったので車を停めて狛犬チェック。滝根町菅谷の菅谷神社。皇紀2600年もの。この狛犬はどうということはない(かなり大きくて立派ではあるが)のだけれど、本殿まで登ってみてびっくり。この木鼻はなかなか凄いじゃないの。
籠彫りの珠を持っている。眼は象嵌のようだ。新しい彫刻だろうけれど、技術はなかなかのもの。
すぐそばの農家ではこんなほのぼのとした光景が……。 ↓
いいなあ、のんびりしていて。犬の巨大なぬいぐるみは、捨てるに捨てられず、ここに置いてあるという感じ。
いつも横目で見ていたこの建物。何に見える? 初めて近くまで行ってみた。
で、大したものが見つからないので、前から気になっていた「幻の池」探索に再チャレンジしてみることにした。
地図にかなり大きな池(少なくとも長さ100m以上)が記されている場所があって、見てみたいと思っていたのだが、去年、途中まで行って、なんとなくそれ以上進むとまずいような気がして戻ってきてしまった。気になっていたので、今日こそ行ってみよう……と。
場所は秘密。まあ、誰も行かないだろうな。こんな道だもの。

草が運転席にまで入り込んでくるような道。クルマで藪こぎ状態。
……で、この道の先に大きな池があるはずなのだが、池はなかった。干上がってしまったのだろうか。代わりに突然こんなものが現れた。
はあ〜? なんですか、これ。こんな誰も来ないような秘境中の秘境に、石のモニュメント???
なんという不条理。誰にも見られることがないアート作品? 妻有トリエンナーレ「大地の芸術祭」を思わせる状況。でも、あれは少なくとも観光客に見てもらえる。この作品を見る人はいないじゃないの。年間ひとり? ふたり? もしかして、今日、僕がこれを見たのが今年初めての訪問者だったりして?

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