阿武隈のはじめちゃんたちを巡る(1)  07/08/03

中津川神社(郡山市中田町中津川)

浜通りに住むびーさく先生が狛犬に目覚めてくれて、貴重な情報を次々に伝えてくる。おかげで、非常に効率よく狛犬巡りができる。感謝。
気になる報告が溜まっていたので、まとめて回ってみることにした。
それにしても台風の影響でものすごい暑さ。日本海側では夜明け前にも30度を超える「超熱帯夜」だとか。
X90もさすがに天井に日よけをはめて、エアコンを入れた。
まずは郡山市中田町中津川の中津川神社。ここにはじめちゃんがいるとの情報を得ていた。
神社の参道口には昭和13年の狛犬。目が象嵌か、ただ黒く塗っただけかという論議が起きていたのだが、確認したところ象嵌だった。黒い碁石のようなものがはめ込まれていた。
で、これは別にいいのである。問題はこの奥、石段途中にいるはじめちゃん。

いいですねえ。品がある。
注目すべきは、阿吽でデザインを変えている点。たてがみも尾も、意識して違うデザインにしてある。獅子・狛犬で左右は違う生き物なのだという情報が石工に伝わっていたのだろうか。
細身で蹲踞しているのは、はじめタイプとしてはかなり洗練されている証拠。建立年が不明なのが残念。江戸時代であることは間違いないが、どのへんの時代だろうか。
頭部には両方とも穴が空いている。蝋燭を立てたのかもしれない。
■Data:中津川神社(福島県郡山市中田町中津川)
(1)昭和13(1938)年建立
(2)江戸 石工など不明
ο撮影年月日・07年8月3日。

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