鹿沼の彫刻屋台 田町下組 銀座一丁目



銀座一丁目の屋台
白木彫刻・黒漆塗り様式
派手な町名だが、もともとは上横町の東が分離して東横町となり、明治7年に東(あずま)に嘉字をあてて吾妻町と改め、さらに昭和29年に銀座一丁目と改称したという歴史がある。
屋台は黒漆塗りだが、彫刻は白木のままという珍しい様式。製作している途中で華美禁止のふれが出て、彫刻のみ白木造りに変更したのではないかと考えられている。
屋台箱に文化11年(1814)の銘があり、現存する屋台としては、久保町の屋台とともに最も古い屋台。
天保3年(1832)に磯辺儀左衛門信秀4代目(通称・凡龍斎)の手で高欄下(こうらんした)などの彫刻が施された他、安政2年(1855)などにもさらに手を加えたようで、彫刻ひとつひとつに時代の幅が見られる。
鬼板(おにいた)は「子引き龍」、懸魚(げぎょ)は「玉取り龍」、高欄下と車隠しは一体となって龍。
前欄間から外欄間にかけての「葡萄に栗鼠」にも注目。
脇障子の「鷲に猿」の構図は、滝の上に猿を狙う鷲、その鷲から隠れようとする猿の構図。
昭和61年鹿沼市有形文化財指定。平成10年、県と市の助成で全面改修。
この屋台は「屋台のまち中央公園」展示室で1年中見られる。

◆解説は鹿沼市観光協会のWEBサイト、鹿沼ぶっつけ秋祭りの公式パンフレットなどを参照・引用しています

















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