鹿沼の彫刻屋台 田町下組 下田町(しもたまち)



下田町の屋台
白木造り様式(ごく一部を彩色)。
箱棟までの高さが429センチと氏子27町の屋台の中では最も高い。逆に台輪は最も低いので、彫刻の占める面積が広い。
文久2年(1862)制作。彫刻師は石塚吉明(2代目直吉・戸張町住)。右脇障子右下隅に「石塚吉明彫刻」という刻銘が残っている。
石塚吉明は今宮神社本殿彫刻はじめ、各地に作品を残している。
彫刻題材は竜が主体。鬼板は龍、脇障子に「大鷲と竜馬」、障子回りや欄間に「花鳥」、蹴込みには籠彫り(かごぼり=中を透かし彫りにした丸い籠の中で珠が動く彫り方)の珠など、技術を誇示した見応えのある彫刻が所狭しと施されている。

他の彫刻屋台はジャッキアップで方向転換させるが、台輪が低位置にあることもあって、この屋台だけは昔ながらの「てこ」で方向転換させる方式。
県・市の助成にて、彫刻・破風・高欄などの修理が完了した。昭和61年鹿沼市有形文化財指定。

◆解説は鹿沼市観光協会のWEBサイト、鹿沼ぶっつけ秋祭りの公式パンフレットなどを参照・引用しています
























































東末広町屋台とすれ違う






上野町の屋台とすれ違う


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