2011/06/06
平伏沼モリアオガエルパトロール2回目(4)
また元のに戻って
家に帰って写真を見るまでは、こんな感じだったのだとはよく分からなかった
いつものパノラマ写真
去年、初めて卵と一緒にカエルの写真が撮れた。2005年からだから、平伏沼に通って6年目だ。
今年はまさに産卵中が見られた。7年目の正直。
ところが、運のいい人は、初めて訪れた平伏沼で産卵シーンを見たりする。僕の場合、今まで見られなかったのはよほど行いが悪かったのか。
満足して、小野町へ買い出しに。平伏沼からだと、万太郎山越えで行くほうが近いので、ウィンドファームの真ん中を突っ切って行く。
23基建ち並ぶほぼ真ん中に出る
冬、雪の中を通ったときにこの看板を見たときは背筋が寒くなった
十分注意して……って、注意しようがないでしょうに
てっぺんまでは100mを軽く超える
しかし、3.11以降は「停電」で全機完全停止のまま
ただのオブジェになっている風車群
巨大なパーツを運ぶために切り開いた道は荒れ放題で
雨が降るたびに泥水が流入して夏井川が濁る被害が続いている
小野町から滝根に入ったところで見えてくる風景
原発が停まれば風力発電所も停まる。なぜなのか、分かっていない人たちが、被災地に風車をばんばん建てろと騒ぐ。困ったものだ。
なぜなのかって? 自分で調べてくださいな。そのくらいのこと、分からないままで自然エネルギーだのなんだのと、うかれないでほしいわ。
これだけの自然破壊をして、この地域に建てた23基+14基、合計37基の2000kw風車は、3.11以降まったく回っていないのだ、1Wも発電していないのだ、という事実だけは知っておいてほしい。そこから出発して、知の冒険を始めてくださいな。
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