2011/06/14

子猫の里親

緊急時避難区域から普通に飼われていた犬が連れ去られたかと思えば、わざわざここまでやってきて子猫を捨てていってしまう人もいる。
ここから先は警戒区域で立ち入り禁止だという看板がある、脇道入り口の草むらにいた。
車から降りたら、逃げるどころか寄ってきてしまった。あちゃ~、まずいわ、これは。
悩んだ末に車のトランクに放り込んで連れてきた。
ちっちゃいし、すぐに死にそうだと思ったのだが、そうでもなくてえらく元気。
こんなに小さいのにドライフードをばんばん食べているし、運動量も豊富。ついさっきまで可愛がられていたに違いない。
人間の足下にぴったりくっついて歩くのですぐに蹴飛ばしたり踏んだりしてしまう。立ち止まるとズボンを垂直登坂して肩に乗る。
外に出しているとしんちゃんに食い殺されるかと思ったら、そうでもなくて、人間同様、野良猫にも物怖じせずに近づいていく。
世の中に怖いものがあることを知らないのだな。どうも。これだと、野良猫として生きていくのは難しいかもしれない。
困った。
どなたか、こいつらと一緒に暮らしてみてもいいかもね、と思った人、いませんかぁ? 関東圏くらいまでなら運びます。

こんな小さな子猫に触れるのは何十年ぶりかなので、ちょっと要領が掴めないでいます。雄なのか雌なのか、股間をじっと見てもなんだかよく分からない。
明日、じっくり見てみます。
片時も離れず、びゃあびゃあ鳴いて何もできないので、今夜は倉庫に閉じ込めることにした。

人間にピッタリくっついて離れない。立ち止まると靴の上に乗っている


この子はとにかく上へ上へという上昇志向が強い。人間にもズボンと背中を伝ってよじ登る


二匹とも目はブルー

村で飼われていたネコじゃないような気がする。村のネコたちは、ほとんどが野良なのだが、もっとぐちゃっとした雑種が多い。眼が青いなんていうネコはあんまり見たことがない。

来週、また留守にするので、それまでになんとかしないと、ほんとに困ったことになる。
(2017年3月12日追記:この子ネコたちが今ののぼみ~です)




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