2012/02/16
多気山不動尊のはじめちゃん
石段を登り切る手前に、とてつもないお宝が待っていた。最初はなんだかよく分からなかった。
え? これって狛犬じゃないの? という感じ。日が落ちていて暗かったので、ますます分かりづらかったのだが……。
鶏の石像が2体あって、その上下にはじめちゃんがいた。

うん、こまいぬだよな、これは……間違いなく……

鶏2体を挟んで上にいるのも立派な江戸時代の狛犬ではないか

こんな感じに並んでいる

大きいほうの鶏、肉髯(にくぜん)が取れて人面のようになっている

これははじめちゃんではないが、相当古い
……で、このとき気がつかなかったのだが、石段の反対側には「阿」のチームがいたのだった。石段が真ん中で、手すりで区切られているので気づくのが遅れた。
阿のはじめちゃんはもっととてつもないではないか!

ええ~?! ほんとかよ、おい

すげ~、すげ~……と心の中で絶叫するわたし

この口のカーブ、たまりませんね

改めて阿吽を並べてみましょう↑

こちら、阿のかたがたの残り
いやあ、びっくりした。お寺だと思って、しかも、ここまで見てきた石造物の内容を考えると、まったく予想もしなかったすごいお宝。寄ってみてよかった。
あのネコが招いてくれたのね。こっちよ~って。
ネコに感謝しつつ、石段を登り切る。
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