のぼるの宝箱？

階段上の工具入れにしてある木製キャビネットをずらして掃除していた助手さんが「ちょっとちょっと、これ見てよ」と呼ぶので行ってみたら……。
ありゃ～、のぼるがせっせと玩具をここに隠していたのだね。
きれいに並べてある。どうりで次から次へと消えるわけだ。
問題は、ここに隠した後、二度と取り出せないこと。前脚が届かないから。
バカだね～。

夜、Facebookに誰かが「よい子のみんな、外に出てみましょう。月と星がきれいにならんでいるよ」と書き込んでいたのを見つけて、よい子である僕は素直に窓から空を見てみた。
金星、月、木星が一列に並ぶ特別な日らしいのだが、出遅れて、木星はすでに地平線の下だった。
仕方なく、金星と月だけを撮ってみたが、これはいつも見ているもんなあ。
木星や～い。

この前アマゾンに注文したまま封を切っていなかった朝日ジャーナル復刻版？を開いてみる。
反原発と推進派のバトル再びみたいな企画は、もはやなんだか鼻白むだけで、虚しい。
小出さんの文章を読んでいて、校了間近の岩波ジュニア新書『3.11後を生きるきみたちへ　福島からのメッセージ』の中身とほとんど同じなのに驚いた。
ただ、小出さんは今回は日本の核武装にまで踏み込んで書いている。これはみんな分かってはいても、3.11後はそれどころではなくて敢えて口にしなかった問題。
高速増殖炉を諦めないのは、純度の高いプルトニウムがほしいから。あれはどう考えても発電用ではない、という小出さんの指摘を、日本国民はしっかり受け止めるべきだ。
受け止めると、むしろ「じゃあ、やっぱり高速増殖炉をやれ」と言う人が増えるかもしれないというところが、今の日本の恐ろしいところだが……。